MTCC規格モジュール(2025-10-21更新)
グループ軌道線では路面電車を走らせるために通称「ホイホイ」なる線路モジュールを作成し、これを展開スペースに合わせて組み合わせて、運転を行っています。
ホイホイの標準規格は、長さ450 mm、幅150 mm、線路間隔50 mmの直線モジュールと、曲線半径250 mm、中心角90°の曲線モジュールからなりますが、そのほかにも運転会で得た経験をもとに、50 mm単位の補助モジュールや、規格に接続可能なユニークなモジュールも存在します。
運転はDCCにて行うため、分岐については非選択式ポイントを使用します。
以下はこれらの規格を図面化したものです。ご覧になるにはAdobe Acrobatが必要です。
「ホイホイ」の製作方法は、こちらをご参照下さい。
・接続部

ユニトラックの接続部分を切り出して使用します。左が旧製品、右が現行製品です。切り出しの長さは、旧製品ですと最初の枕木までになりますが、現行製品ではまちまちです。直線が続く場合には切り出したユニトラックをそのまま利用します。

ユニトラックをボード先端に取り付けた例です。端面はボードとほぼツライチにします。レールはシノハラ製#83で、底面の幅をユニトラックレールと幅が揃うように削ってあります。この手間を省くためにユニトラックレールをそのまま利用したホイホイも存在します。
・直線モジュール

標準(450 mm)の直線ホイホイです。片亘りとストレートです。

標準サイズ(450 mm)の直線ホイホイです。郊外の専用線とガーダー橋をイメージして作成しています。

直線ホイホイの変形です。飛鳥山(東京都北区)の一里塚をイメージして製作しました。
・曲線モジュール

標準(半径250 mm)の曲線ホイホイです。曲線半径は内外ともに250 mmで、中心を複線間隔分ずらすことによって複線間隔を拡げ、車輛接触を回避しています。
・分岐・クロス

複線分岐ホイホイです。曲線ホイホイを直線で延長した寸法になっています(直線長350 mm)。ポイント2つとクロッシング1つで構成され、カーブ内側のポイントには可動部がありません。

複線直交ホイホイです。ベースは直線ホイホイのモジュール幅、150 mm四方の正方形となっています。またDCCでの並行配線を前提に、同極が接する部分のフログは絶縁を省略し、製作の手間を省いています(右写真をご参照下さい)。
・その他(橋梁など)

標準直線(450 mm)に橋を加えたものです。イメージはとどろき橋?



