江東電気軌道(KDK)
2016年9月29日 7:28 PM | 投稿者名: treasure
9月18日の関東合運予行で、線路敷設後に問題点が発覚しました。
件の線路配置は、給電が大きく2ブロックに分かれています、というか、リバースと略同様、分ける必要がある配置になっています。で、ようやっと全線の配置を終え、フィーダーを繋ぎ、さぁ試運転!という段階で、双方のNレールが逆位相であることが判明したのでした。
この問題を解決するには、どちらかの給電方向を逆にする、即ち、どちらかのフィーダー付ホイホイの向きを反転させる必要があります。でも今更、そんなことしたくありません(折角微修正した「通り」も無茶苦茶になるでしょう…)。ということで周囲を見渡すと、(株)エンジニア製汎用ピン抜き工具(SS-31)が目に入りました。MTCCでは給電ケーブルの接続に、KATOのコネクタを使用しています。このコネクタ、内の接点は左右共通ですので、差し替えが可能です。ということで応急的に、接続プラグ内の接点を抜いて左右を差し替え、急場を凌ぎました。

で、右側が正規、左側が差し替えた状態です。まぁ応急的なものですし、終了後直ちに復旧すべきかと考えていたのですが、このようなミスが再発し(可能性は否定できません)、ピン抜き工具がなければ(同前)、非常に厄介なトラブルとなる可能性があります。更に今回、どうしてもフィーダー的に逆方向に接続せざるを得ないホイホイがあった(それへの給電は放棄しました…)ので、それへの給電を考えると、NS逆位相にした給電ケーブルを常備しておいてもいいかな… ということに思い至りました。

しかし、そうは言っても、明確に区別できるようにしておきませんと、通常の給電配線に混用してしまい、トラブルの原因となってしまいます。スクラップを探してみると幸い、アクセサリーアダプター延長コードのプラグ(写真右)がありましたので、それに差し替えることにしました。一緒に写っているのは、汎用ピン抜き工具(SS-31)です。

で、差し替えた結果がこれです。色が全く異なるので、混用する危険は少ないと思います。フール・プルーフの考えでは、「間違った接続は物理的に出来ない」様にすべきなのですが、この例では、相互接続できないとそもそも意味がありませんので、悩ましいところです…
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2016年9月19日 5:43 PM | 投稿者名: treasure
9月18日に「ほっとプラザはるみ」において、例年通り10月の関東合運に向け、予行を兼ねた運転会を開催しました。

これは、机を配置計画通りに並べた段階で、この上にホイホイを展開する直前の状況です。

今年度の配置です。今年度も給電系統を接続し、運転会とすることができました。これは運転開始直後、試運転を兼ねて、レールクリーニングカーを走らせてい る状況です。で、この試運転で、色々とトラブルが明らかになり、その解決に少々時間をとられました。しかし、本番前に問題点を洗い出せたので、接続試験の 目的は充分達成されました。関東合運では毎年、違った線路配置を披露しています。事前にCADを使って検討しておくのですが、本当にうまく繋がるのか、給電は大丈夫か、短絡はないか等を、実際に確認しておく必要があると考え、恒例としています。

あと、某所よりこんなホイホイセットが持ち込まれました。S氏が製作したものをK氏が引き取ったものということですが、「保管場所がなくなった!」ということで持ち込まれたものです。幸い、自動車で来場されていたH氏に無事、引き取られていきました。
尚、同時に開催しました2016年度総会も無事終了致しました。
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2016年8月18日 9:11 PM | 投稿者名: treasure
グループ軌道線会員各位
グループ軌道線事務局
★グループ軌道線MTCC総会および運転会のご案内
【日時】2016年9月18日(日)
【場所】中央区ほっとプラザはるみ(東京都中央区晴海五丁目2番3号)2号室
都営大江戸線勝どき駅下車 A3番出口 徒歩16分
都バス「ほっとプラザはるみ前」バス停下車徒歩3分
「都05 東京駅南口-有楽町駅・銀座四丁目-晴海埠頭」
「都03 四谷駅-銀座四丁目-晴海埠頭」
「錦13甲 錦糸町駅-豊洲駅-晴海埠頭」

【スケジュール】
※集合時間は自由です。総会開会時間までに、ご都合に合わせておいでください。
9月18日(日) 9:00 ~ 16:00 運転会
16:00 ~ 17:00 年次総会
【総会について】
※総会出席予定者は「総会出席票」を、欠席予定者は「委任状」を、必要事項ご記入の上ご返送下さい。総会成立のため、ご協力をお願いします。
【議題について】
会計報告
今後の活動方針
その他
【運転会について】
参加費:無料(総会併催のため)
今回の運転会は、10月の関東合運で使用する、ホイホイの連結試験を兼ねています。関東合運でホイホイを供出される方は持参をお願いします。
その他の関東合運参加者各位は、合運で使用するDigitraxのDCCスロットルと分岐コネクター等をご持参頂き、動作試験をして頂けますと助かります。
【会費について】
会計役員宛送金又は総会会場でお受けいたします。
金額:3,000円(予定)
【その他】
総会成立のため、長期会費未納者・長期音信不明者については退会等の措置を講ずる場合があります。
※「総会出席票」または「委任状」返送については、郵便の他、電子メールをご利用ください。
☆ 電子メールをご利用の方は、捺印を不要と致します。
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【出席の方】
総 会 出 席 票
私は、2016年9月18日に開催される「グループ軌道線総会」に出席します。
尚、本票提出後、都合により当日欠席する場合は、 氏を代理人と定め、議決権を行使することを委任いたします。
上記に代理人を定めない場合は、議長に委任いたします。
2016年 月 日
氏 名: 印
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【欠席の方】
委 任 状
私は、 氏を代理人と定め、2016年9月18日に開催される「グループ
軌道線総会」において議決権を行使することを委任いたします。
上記に代理人を定めない場合は、議長に委任いたします。
2016年 月 日
氏 名: 印
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2016年7月29日 7:58 PM | 投稿者名: treasure
プロジェクト進捗状況です。自然状況が常ならず、仕事に振り回されている毎日であるため、捗々しくありません。
1.調整用直線ホイホイ

300 mmL×1、150 mmL×2、100 mmL×1の4枚は、ユニトラ軌框をスパイクし終わりました。

次回関東合運での線路配置を微修正したため、もうひとつ100 mmLが必要になることが判明しました。そこで、廃材を遣り繰りしてボードを作成することにしました。桧角材は少なくとも10年、温めていた切れ端で、いい感じに枯れています。べニア板は先日ご覧頂いた、ループ線ボードの廃材から切り出した100×75 mmです。2枚並列に並べて、下から当て板を当てて接着する算段です(スカーフ継ぎは面倒臭いので止めました)。流石に、保護用の3×3 mm角材の手持ちはなく、これだけは新規に購入しました。

で、何とか生地完成まで持ち込みました。ユニトラ軌框は、ループ線用に「縁側落し」をしたものが未だありますから、それを充当することにしております。
2.車庫分岐
3.右亘り線
4.ループ線
進捗なしです。特にループ線は、それ用に「縁側落し」をしたユニトラックを100 mmLホイホイに流用してしまったので、時間がかかりそうです。まあ、何か『急速整備」があった時に充当すべく、予め「縁側落し」をしたユニトラックを蓄積してあったのは事実ですが…
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2016年7月24日 11:44 AM | 投稿者名: treasure
引き続き、ホイホイ基板の製作方法を備忘録的に書いていきます。

べニア板と角材が切り出せたら、接着工程です。で、その前準備として、角材接着位置と、釘を打つ位置を罫書いておきます。表面からは、接着時にずれ止めの釘を打ちますので、その位置を罫書きます。まぁ打った釘には、ずれ止の意味しかありませんので、#70用のスパイクを使っています。ずれ止めですから、接着後は抜いてしまいます。ですから、鉄釘でも問題ありません。

裏面には、べニア板の端面と面一にならない箇所における、角材の端面位置を罫書いておきます。接着の際には、面一になる箇所は、直角ブロックで相互位置を決め、そうでない箇所は罫書き線に合わせることによって位置決めをします。

これが、接着に使用する工具と接着剤です。レールと平行となる縦通材の接着には、接着から圧着まで、時間的余裕が欲しい(圧着後に硬化して貰えると、反りが修正されますので…)ので、白ボンド(ボンド木工用)を、レールと直角になる肋材の接着には、初期接着力の強い黄ボンド(Titebond)を使用しています。縦通材の反り修正は、今回作っている100 mmLホイホイでは余り考えることはないかと思いますが、450 mmLになると、べニア板と角材が微妙に反っていることがありますので、その辺を考えて使い分けをしています。
オートポンチ類似の工具は、同じ構造で簡単に釘打ちをするためのもので、ずれ止めの釘として打つ#70用スパイクの頭部を、べニア表面まで沈めることに使用します。NTドレッサーは、肋材と表面保護角材の長さ調整に使用します。
カテゴリー:ホイホイ・MTCC規格モジュール, 工作, 江東電気軌道(KDK) |
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