工作

2026/5/17工作会のご案内

グループ軌道線会員各位

★グループ軌道線工作会のご案内

【日時】2026年5月17日(日)9:00 ~ 17:00
※来退場時間は自由です。ご都合に合わせてご参加ください。

【場所】中央区立月島区民館 (東京都中央区月島二丁目8番11号) 4号洋室
・東京メトロ有楽町線または都営地下鉄大江戸線月島駅下車9番出口 徒歩2分
 ※地上まで、中央区立月島保健センター内のエレベーターが利用できます。
・都バス「門33亀戸駅-豊海水産埠頭」月島三丁目下車 徒歩5分
・区民館に駐車場はありませんが、近傍の中央区月島特別出張所地下に区営駐車場(\150/30分 \1,200/1泊)があります。
地図はこちらです。

【工作会について】
参加費:会場使用料金(午前700円・午後1,000円)の、各時間帯参加者での均等割り
今回の工作会は、「車輛や線路の保守整備をしよう」というテーマでやりたいと思います。走りの悪い車輛の整備、うまく走らないホイホイの保線等、各自のニーズを満たすことをやりましょう。
工具、材料等は各自、ご自身のプロジェクトに合わせてご持参下さい。

★奮ってのご参加を、宜しくお願い申し上げます。

英国型路面蒸機 (補遺1)

2年程前に製作したLNERのY6ですが、走行性能が今いちの状態でした。ARU MODELさんの動力装置、HO-23Bを使用していたのですが、これが軸バネ入りのHO-23Cに改良されましたので、更新を試みました。


HO-23Cになって、本体と本体底板を止めるネジ孔が2枚重ねになったのはいいのですが、エッチングで抜かれた内側の孔が直径1.4 mmでM1.4ネジは立てられません。表側に抜かれた下孔も直径1.2 mmで、M1.4ネジの下孔としてはちょっと大きく、頻繁に脱着しているとまた締め過ぎで抜いてしまいそうです。ということで、内側の孔の更に内側にM1.4の真鍮ナットを銀ロウ付けしてネジ山の補強としてみました。


補強部の拡大です。下から鉄皿ネジで仮固定し、表側のみからフラックスと粉末銀ローを塗布して加熱したところ、ネジ山にローが回ることなく無事に銀ロー付けを済ませることが出来ました。もしネジ山にローが回ったら… その時はステンレス容器中に満たした塩水中に漬け、鉄ネジのみを溶解除去する考えでした。
その後ネジ補強部分を折り曲げてハンダ付けして(ここで外れない様にするため、銀ロー付けする必要がありました)、ネジのピッチを狂わせない様に裏側、則ちナット側からタップを通し、以後説明書の通り組み立てました。


前側が新型HO-23C、後側が旧型HO-23Bです。組んでみると、前のHO-23Bと比べてあちこちに「ホゾ」が追加され、直角が出し易くなっていました。しかし、ネジ孔の補強は、板バネを差し込むためのスロットを2/3程塞いでしまった点で失敗でした。仕方がないので0.15×0.8 mmのリン青銅帯板から作ったバネをフレームにハンダ付けして代替としました。後から考えると、内側の1.4 mm孔を1.5 mmに拡げ、そこに外径1.5 mm、内径1.0 mmのパイプを差し込んで銀ロー付けした後、折り返し側を面一、内側を0.2 mm程残して仕上げ、折り返した後ハンダ付けし、M1.4のタップを立てるのが正解だったのでしょう。

色々書きましたが、この辺の強度は前回、ネジを締め過ぎて抜いてしまったので神経質になっているだけで、「ハンダ付けなしで動力装置が組める」という製品コンセプトがらみて、無理なことを言っている自覚はありますのでお許し頂ければ幸いです。製品そのものは、実に良く考えられていると思います。

ユニトラック互換小半径曲線の組立

2025年12月14日の忘年工作会で実施した、STRV’s Studio製小半径曲線の組立記録です。


先ずR730曲線旧製品(品番2-240)からレールを抜き、曲率を調整して小半径曲線の道床に合うよう調整します。全ての枕木に、実際に機能するレール締結装置がモールドされていますので、多少の不一致は問題になりません。

作業してみますと、1)ユニトラック旧製品でのレールと枕木は、新製品よりきつくカシメられていること、2)レールの曲げは甘く、内側レールに至っては直線のままのものがあったことに気付きました。


曲率を調整したレールの先端(カシめられていなかった側)をヤスって尖らせ、新しい道床に挿入します。レールの両端にはどうしてもベンダーにかからず、直線のまま残る部分が出来ますので、その部分はレール長を調節する工程で切り落としてしまうことにしました。具体的には写真にある通り、レールがユニジョイナーを嵌める切り込みと並行になるまで端面から突出させ、その位置で#6/0の糸鋸を使って切断しました。レール切断後、切断面は軽くヤスり、面取りをしておきます。レール挿入のために尖らせた部分は、ここで切り落とされますので、仕上がりには影響しません。レール後端(カシめられていた側)は、直線のままの部分は新道床にかかりませんので、こちら側も端面は綺麗な曲線になります。

R7301本のレールでR130-45°2本分、R250-45°1本分のレールを賄えますので、直線のままの部分を切り落とす作業が必要となるのはR250の両端とR130の片端です。つまり、ユニトラック曲線からレールを移植する場合には、R130よりもR250のほうが手数がかかる、ということです。900 mm長のHO PCフレキシブル線路(品番2-001)を利用する場合はまた違った評価になると思います。


ということで、ほぼ1日かけてR250 8本とR130 8本の組立を完了することが出来ました。この後、全ての接続部にユニジョイナーを取り付け、完成としました。

【忘年工作会】開催しました

12月14日に「中央区立月島区民館」において、忘年工作会を開催しました。生憎の雨でしたが、何とか開催することが出来ました。


弊社のプロジェクトは、先述したSTRV’s Studio製小半径曲線の組立です。写真に写っている鋏(やっとこ)でユニトラック旧製品からレールを抜き、ベンダーで曲率を調整し、鑢(やすり)でレール先端を尖らせてから新しい道床に挿入し、余長を糸鋸で切断して完成です。午前中に250R45°4本と130R45°2本しか出来なかったので完遂が危ぶまれましたが、何とか各8本を組み立てることが出来ました。


Yさんのプロジェクトは、モジュールの検討です。軌間16.5 mm、13 mm、12 mmの軌框を前に構成を検討しています。三線軌条は16.5 mmと13 mmで、枕木高をユニトラックの高さと合致させた既製品、とのことでした。


Sさんのプロジェクトは、筑豊電鉄の3000型をペーパーで作ろう、というものです。

工作会終了後は、月島のもんじゃ屋で例年通り忘年会を開催し、お開きとなりました。

Pacific Electric 100 Series Local Car (10終)

窓ガラスや電装品等を取付けて完成に持ち込みます。


窓ガラスを貼って、ポールフックを接着しました。

窓ガラスにはModels IMONのポリカーボ製0.3 mm厚を、接着にはKATOが輸入しているGlue ‘n’ Glazeを使用しました。この組み合わせは最近多用していまして、「お気に入り」です。この接着剤(どちらかといえば粘着剤か?)は、乾燥後でもタミヤのエナメル塗料用溶剤で除去することができますので、窓ガラスの接着には大層使い易くなっています。また、どういう仕掛けになっているのかは不明ですが、ボトルから出した直後はシャブシャブで流動性が高く、毛細管現象によって窓ガラスと側板の間に容易に浸透する反面、ちょっと時間を置くと急激に粘度が上昇し、押さなければ動かなくなる特性があり、窓ガラス接着に使いやすいと感じています。広く推奨されているボンド G17様のクロロプレンゴム系接着剤は、経年劣化による弾性と接着力の喪失が顕著ですので、代替として検討するに値する製品かと思います。


先に製作しておいたライトユニットを取り付けます。妻板幕部に位置するテールライトとライトユニット中の赤色LEDに間は、0.75 mm径の光ファイバーで結びました。まぁ何とか、テールライトの点灯には成功した様です。


ということで最終的に、配線コネクターを接続しつつ上回りを下回りに被せ、完成としました。デコーダーからモーターへの配線、同じくデコーダーからヘッド・テールライトへの配線は前後方向を気にせず、「違っていたらデコーダーをリマッピングすればいいや…」という態度で臨みましたが、幸いにもモーターへの配線、ヘッド・テールライトへの配線のいずれも、デコーダーをリマッピングの必要ない結果となりました。うーん、25%の確率で「当たり」を引きました。

ということで、何とか今年の関東合運に間に合わすことが出来ました。