【合運始末】トラブルシュート2014


合運終了から10日余りが経過しました。今回の片付けは次回の準備… ということで、反省を含めてトラブルシュートをやっています。

① 分岐コネクター(24-827)

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合運直前にコードを一回り太いものに交換した分岐コネクターですが… 使ってみると微妙にショートします。まぁ、こんなこともあろうかと、新品をひとつ持っていっておりましたので大したトラブルには発展しませんでしたが…
帰宅後、ケースを開けてみたら、中途半端な分解で作業したため、復元時に手探りで押し込んだ内部結線の銅線が歪み、接触しておりました。今回、完全にケースを分解し、歪みのない状態で収めました。その代償として、上下固定のピンが折れ、両端の接着が外れてしまいましたので、不細工にもアセテートテープで巻くことになってしまいました。

② UT-1

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以前から不調だったUT-1ですが、今回使用してみたら列車を選択して走行させ始めた直後に選択が解除され、「unable control」となってしまいました。修理に出そうと思ったのですが、「もうUT-1はないからUT-4に交換ではないか? ポイント制御が出来なくなるので、それ用に維持しておいたら」という意見を受け、その方針でいこうと決断しました(UT-4はもうあるのです)。
で、帰宅後、ポイント制御が出来ることを確認する最中、動力車の制御状況もテストしてみると、側面に増設した3.5 mm ミニジャックに指が触れると、選択が解除されることが突き止められました。

実は、弊社のUT-1は、逆行スイッチのON/OFFを外部で制御すべく、3.5 mm ミニジャックで外部に引き出しています。検出装置でこれををON/OFFすることで、電車1輌を自動で往復運転させることを目指していたのですが、磁石とリードリレーを使ったシステムでは誤動作が頻発して使いものになりませんでした。そこで、赤外線での検出を考えて部品等を集めたのですが、LENZの「Asymmetrical DCC」が発表されるに至り、「これ使えばいいんじゃない?」ということで、すっかり意欲を失ってしまいました。

つらつら考えるに、既にこれ用の検出装置を設置するために制作した150 mm複線標準ホイホイは給電用に転用され、磁石とリードリレーを使ったシステムの実験回路も、DS51K1によるリレー駆動実験に転用されてしまっています。ということで、最早このミニジャックを維持する必要もないと判断し、撤去しました。

これで列車選択解除がどうなるか、暫く様子をみようと考えています。

③ ホイホイの仕上げ

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昨年も反省点として挙げたのですが… 今年も新作部分の仕上げが間に合いませんでした。勤め人なので、もっと早くから手をつけなければいけないことを痛感しました。来年までには舗装を済ませる所存です。で、この分岐は、鹿児島市電の武之橋車庫に倣い、複線併用軌道から単線専用軌道が分岐する形に仕上げる予定です。
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また、昔作った部分の敷石が剥がれてきていました。写真は、剥がれた部分が車輛に引っ掛かるので急遽撤去した部分です。昔作った部分は、全面的に更新する必要を感じています。

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