ストラクチャ

都電今井線の鉄橋


ちょっと機会がありましたので、都電今井線の鉄橋を見学してきました。


鉄橋は一之江境川親水公園の中程、今井街道との交差点の南側に位置しています。北側からみるとこんな感じです。旧城東電軌江戸川線で大正14年開通、紆余曲折あって、都心方向とは結ばれることなく昭和27年にトロリーバスに転換された路線です。最末期には錦糸堀車庫の400形が交代で走っていたとか… 路線規模から2輌使用の1輌予備、1輌検査予備といったところでしょうか、4輌配置だったと聞き及んでいます。


当時ものとしては綺麗過ぎますので、先ず「復元」と思いますが、枕木端には割れ止めが打ちこまれていて、ちゃんと軌道としての体裁が整えられています。


犬釘もちゃんと「ハ」の字形に打たれています。軌間はちゃんと4’6″(1372 mm)でした。ちなみに枕木寸法は2400×200×140 mmで、635 mm間隔でした。

分岐のディテイル・その3


矢羽根標識付転轍器も組んでみました・・・
コモンワークスLazyJackの#8114です。1/80サイズながら、作動・点灯可能という代物で、灯具と基台はロスト製、標識板他は洋白エッチング抜き、軸は0.5/0.3真鍮パイプ、1608白色チップLEDと0.1ポリウレタン被覆ワイヤなどの構成です。とても眼が付いていけず、特に灯具と軸の接着部が綺麗に出来ませんでした。120114SwitchStand
LEDの配線は1本は絶縁チューブを被せて軸の中を通し、もう1本は軸の上下に半田付けするように説明がありますが、2本とも軸の中を通して下へ出してしまいました。ポリウレタン線を通してから周囲に半田付けの熱を加えるわけでもないので、短絡してしまうことはないだろうと判断しました。軸には絶縁チューブ2本は入りません。
添付のインクジェット紙印刷のデカールは一旦は貼ったものの、とても綺麗には仕上げられず、画像右下の帯状に長いデカールをMDプリンタで自作し直し、貼付乾燥後に周囲を切り取りました。取説には下地に白を塗装して発色を良くするようにとありますが、自作デカールは下地に白を2回印刷して済ませています。
基台をベーク板で繋いだ枕木に接着し、裏側にはダイオードと4.7K抵抗を載せた基板を貼って配線してあります。
今のところ、これの設置場所の予定はありません・・・

街灯・ホーム電灯


TMS12月号の伊賀鉄道レイアウト記事が参考&刺激になって、街灯が出来ました。エコー#264電灯ステーセットに入っていた笠の挽き物?パーツに0.7/0.5パイプを半田付けし、電柱は2.1/1.5パイプを使い、運搬時を考えるとホイホイに建てたままには出来ないので、横から嵌め込めるように電柱の根元にt0.5真鍮板のベースを取り付け、裏側にダイオードと10K抵抗を並べた基板を貼りつけてあります。111228-街灯1
111228-街灯2

LEDは1012サイズ電球色で、さかつうのポリウレタン被覆0.1線を半田付け、TMS記事のように絶縁のエポキシは塗らず、笠の内側を白塗装した上に瞬着付けで済ませています。笠や柱のパイプ等は組立前に黒染めしてあります。
建ててみると・・・ ホームの方はよいのですが、駅裏の空き地・バス乗り場の方は電球位置が高過ぎたようです。

バス&自動車


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プラ(Styrene Plastic)の工作は慣れないので中々綺麗にいきません・・・ 1/87スケールなので少し小さめですが、駅前に置くと、まぁそれなりの風景になります。バスは天井裏に電球色LEDを入れ、側面の白帯はMDプリンタでディカール印刷で作ってあります。バスは水性アクリル吹付けと一部アクリル絵具筆塗り、乗用車は地が黒プラなので無塗装、一部色差しして、どちらも半艶消クリアを吹いています。

二瀬西駅夜景


用途は何にするかまだ決まっていない事務所棟にも照明が入ったので、駅裏に並べて夜景を撮りました・・・111204-12d

今回の棚の分はこれで全部建物が建って、あとはぼちぼち小物類を並べていく予定で、ビール瓶や野菜の店頭商品など手配中です・・・ ちなみに、ガラス棚の中にはこんな風に納まっています。111204-19d