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【進捗状況】SEPTA Kawasaki LRVの台車


SEPTA Kawasaki LRVですが、台車を組み立ててみました。


まず、台車サイドフレームを集電板に接着しました。接着剤は24時間硬化型のエポキシ系接着剤を使用しました。前後の位置は、先にハンダ付けした取付用スペーサの位置で決まりますが、上下位置は別途決めねばなりません。寸法を測って色々検討した結果、台車サイドフレームと集電板を上面面一にすれば良さげでしたので、その様に接着しているところです。方法としては、アルミブロック上に両面テープを介してマスキングテープを固定し、上下逆に接着した台車サイドフレームと集電板を仮止めしました。更に集電板裏側には、手元にあったべニア板の小片を貼り付け、接着面への圧力を確保しました。


車輪の輪心にも、ディテールを表現した円盤を接着します。PCC用の車輪をそのまま付けてもいいのですが、ちょっとディテールが異なるので付属部品を活かしました。台車サイドフレームと同じく、24時間硬化型のエポキシ系接着剤での接着です。車輪と、接着する輪心ディテールを表現した円盤の中心は一致させておく必要がありますので、車輪表面に接着剤を塗って円盤を置いた後、モーターツールに咥えて軽く回転させ、目分量で中心を一致させました。その後、車軸を木製洗濯鋏で咥え、アルミブロック上に両面テープを介して固定したマスキングテープ上に並べて硬化させました。平面に保っておいたので、特にずれることもなく硬化させることが出来ました。


そして、最終的に組み立てた台車一式がこちらです。申し遅れましたが、接着面は作業前に、パーツクリーナやプラ用シンナーで脱脂してあります。

これで何とか走行関係は目途がつきました。残るは電飾と配線ですが、色々検討すべきこともあり、未だ道は長そうです。

【進捗状況】複線直交ホイホイの仕上げ


舗装がまだなのですが、レールを切り詰めて最小限のスパイクをし、配線内に組み込んで試運転が出来る様に仕上げました。


レール端を保護するために嵌めていたユニジョイナーを取り外し、糸鋸でレールを切り詰めました。以前はレールニッパを使用していましたが、過去に切断しようと力を加えた瞬間にレールが回転し、プラ枕木のスパイク部分が折れてしまうという事故(当然、軌框は交換して再敷設となりました)がありましたので、それからは糸鋸で切る様にしています。


レール長をダイヤモンドヤスリで調整しつつ、ジョイント部をスパイクしました。今回は2″×2″×2″のイケール(Angle Plate)を使って、ベースボード、ジョイント部、レールの各端面をちょっと丁寧に合わせてみました。


kingyoさんから引き継いだ、同寸の複線直交ホイホイと接続してみました。kingyoさん製作のものは、並行配線を前提にして、ギャップと無電区間を半分に節約していますので、対行配線では使用できません。これでようやっと、対行配線に使用できる複線直交ホイホイを整備することができました。

【進捗状況】複線直交ホイホイの配線


新型コロナウイルス(COVID-19)感染症流行の影響で外出を控えているため、出来た時間で複線直交ホイホイの配線作業を済ませました。


ホイホイ下面からみた、配線の状況です。直線方向に5つ、コマ切れになっているレールを電気的に繋ぎ、レール交差部の無電区間を除いて、給電が途切れない様にします。複線直交ホイホイは、本線の中に入って、本線への給電を中継する可能性がありますので、接続はプリント基板だけではなく、その上に0.8mmφ程のスズメッキ線をハンダ付けして、導体断面積を大きくしておきました。配線は、スズメッキ線に直接ハンダ付してあります。しかし、中々コロコロとして扱い難かったので、ここは、0.4×1.0mm位の真鍮帯板の方が楽に工作できたかと思います。


配線にはここに示す、AWG24相当の耐熱電子ワイヤーを使用しました。先述した通り、本線への給電を中継する可能性があるので、太さはフィーダーと揃え、加えて最初の写真にある通り、配線が輻輳していますので、耐熱ワイヤーとしました。ハンダ付の途中でも溶けてくることがなかったので、この選定は正しかった様です。


レールへの配線も、プリント基板にハンダ付するのではなく、レールに直接ハンダ付して、大電流(といっても1A程度かなぁ)が流れても大丈夫な様にしました。

あとは周辺のレールを切り揃えて、いよいよ試運転です。

【旧作健在?】都電400


そろそろ標準仕様ホイホイの整備も先が見えてきました。ということで、今後は、「お手付き」状態の車輌を竣工させることにも注力したいと思っています。ここでは、2014年3月から「SEPTAのSingle-End LRV」を、2019年6月からPacific Electricの「BLIMP」を弄っていますが、実はそれよりも前から、「更新作業中」で止まっている車輌があります。


これがその車輌です。鉄道模型社の車体エッチング板と、だるまやのブリル21E台車を組み合わせています。一旦はビューゲル装備、パワトラ仕様で完成したのですが、デッキ周辺の組み替え(角材を入れてデッキ床板を1mm下げました)や下回りの三点支持化(パワトラを廃しました)を経て、ポール仕様にして架線集電のテストカーを勤めているうちに、いつしか忘れ去られた存在になってしまいました。これを現役復帰させようという計画です。ホイホイ上を運転することが目標ですから、架線集電配線は撤去してDCC化します。あと写真でお判りの通り、前後屋根上上の「簀子」も一部欠けていますので、それの復元もしなくてはなりません。


内部を覗いてみました。モーター上のスライドスイッチは、二線式集電と架線集電の切替スイッチです。屋根裏中央に、孔を塞いだ跡がありますが、これがビューゲル装備の名残りです。ビューゲル装備ということは、都電400形ではなく、鹿児島市電101形を模していたのだと思います。


下回りです。モーターは当時最小だったキドマイティIIIで、フクシマのギアボックスを使って簡易三点支持になっています。モーター下面にはコーヒー缶から切り出した鉄板を吸着させ、電動子を保護しようとしています。集電ブラシは非常に単純化した造りですが、これは、「どこまで簡素化できるか?」の試行として製作したためです。

ちょっと車輪が薄いのが難点なのですが、現役復帰に向けて手を付けたいと思います。

【忘年工作会】開催しました


12月15日に「ほっとプラザはるみ」において、忘年工作会を開催しました。


私の今回のテーマは、「複線直交ホイホイ」のギャップ切りです。振り返ると、一昨年の忘年工作会でもギャップ切りをやっています。色々物を展開して、落ち着いて作業できるので、工作会のネタに向いている様に感じています。ま、それはともあれ、レール脇のプリント基板に1 mmφの孔を開けて#4/0の糸鋸刃を通し、基板諸共レールを挽ききります。作業効率の面からすると、孔数は少ないほうが効率が上がります。写真は最初、試しに三孔でやっているところです。


糸鋸で切らなかった部分の絶縁は、基板表面の銅箔を剥がすことで確保します。帯状に細く剥がすだけで充分なので、色々試してみましたが、デザインナイフのブレードを、刃が内側にくるように咥え、刃の付いていないブレード基部を「鑿」のように使うのが一番楽でした。これを見出すまでは結構大変で、孔を四つにして、糸鋸主体でギャップを切ることも試みましたが、最終的に三孔で、必要な部分はレールを定規に、その際の銅箔を細帯状に剥がす手法に落ち着きました。写真は一旦ギャップを作った後、テスターで絶縁を確認しているところです。ガラスエポキシ基板ですと、切った箇所や銅箔を剥がした箇所が透けて透明~半透明にみえますので楽に確認できるのですが、意外と銅箔の切り屑がギャップに挟まり、導通している例がありました。


こちらは別の方のホイホイの工作です。今年の2月運転会での工作の続きです。

工作会終了後は、「ほっとプラザはるみ」の名残を惜しむべく、建物内の「Harumi Sea Terrace」で忘年会を開催しました。仕事先から忘年会に参加するためだけに来場された方もおり、感謝しております。