DCC
2026年8月6日 7:06 PM | 投稿者名: treasure
前述の通り、運転会に安心して持参できる様にするため、DCCデコーダーを搭載しました。コアレスモーター搭載車を間違ってDCCで制御されている線路上に載せるとモーターが焼損しますが、「間違える可能性があるものは、誰かが必ず間違え」ますから、予め間違えない様にしておこう、という訳です。

使用するLENZ製SILVER directデコーダー(品番10330:左)と、配線に使用するソケット(右)です。デコーダーは前述の写真の裏側で、こちらを上に向けて床板上側に両面テープで固定します。その上からソケットを挿して中継端子を兼ねさせました。これはDouble Truck Birneyと同じ方法です。プリント基板は先の例同様、ブレッドボード配線パターンタイプのユニバーサル基板を利用して基板の中央付近に傷を入れ、傷と反対側のランドを配線に利用しました。ピンソケットは最近二列のものを見掛けなくなってきましたので、頻繁に抜き差しするものではありませんから耐久性は余り要求されないだろう… という判断から、一列のもの2つ並べてみました。

あとはアナログ運転用の配線を取り外しつつ、DCC用の配線に繋ぎ換えていくだけです。但し、動力台車~デコーダー間の配線は、モーターが動力台車上に搭載されている関係で2本から4本へと倍増しますので、台車の動きを阻害しない様に、一回り細いAWG32としてみました。

配線終了後、きちんとアドレスが読み出せるか確認します。またアドレスを読み出す際、モーターが反応するかどうかも目視確認しておきます。モーターが反応し、アドレスが読み出せれば、動力系統の配線は正しいということになりますので、試運転に移ります。結果は発車時・停車時とも反応が鈍く、走行時はちょっとぎくしゃくしていました。ということで、デコーダーのCV値を調整しました。発車時・停車時の反応は、CV3(Starting delay)を6から0に、CV4(Breaking delay)を5から0にしたところ、きびきびと走る様になりました。実車は間接制御であったため、起動時の反応が緩慢であったらしいので、CV3は1~3程度の値を設定するのも面白いかもしれません。本当ならば、スピードステップ1か2で確実にスタートする様、CV3(Minimum starting voltage)を調整すべきなのですが、試運転に使用している「DSairLite」ではスピードステップが表示されませんし、これを調整しなくても現状支障はありませんので、この設定は機会を改めて実施することにしました。
ぎくしゃくした走行は、CV50を調整することで改善しました。写真にある通り、モータータイプは0から5の6種があり、試行してみた結果、4と5が良かったので5としてみました。関連してEMFは不使用、PWM周波数は高周波に設定しておきました。こうした結果、小さな音で滑らかに走行できる様になりました。

これで運転会に持っていける態勢が整いましたので、車輪外面をタミヤのXF20(ニュートラルグレイ)で塗装し、最後の仕上げとしました。玉電200形の台車は内側台枠で車輪が目立ちますので、この塗装は効果的かと考えます。アドレスは例によって車番通り、「203」としました。
カテゴリー:DCC, 工作, 江東電気軌道(KDK), 車両 |
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2026年7月30日 6:17 PM | 投稿者名: treasure
NMRAの8ピンソケットを取り付けてみた結果、余りのソケットの大きさに「没」となってしまったBStB Ce2/2ですが、そこでも述べた様に、薄型のKATO製EM13を用いてDCC化してみました。

EM13にはリード線がなく、DCCフレンドリー対応車輛の、プリント基板とバネの間に挿入することによってレール~モーター間の配線に割り込ませる様設計されています。非対応車輛に対しては、リード線をEM13に直接ハンダ付けして配線する方法がありますが、今回は、テスト用アダプターで用いた方法でリード線を引き出すことにします。
テスト用アダプターと同じく、先端に真鍮帯材をハンダ付けしたリード線を4本作り、それをEM13の腕に熱収縮チューブを使って固定します。チューブは2.0 mm径のもので丁度良い様です。その後、デコーダー全周をカプトンテープで巻いてショート防止としました。カプトンテープの利用は、「ロクハン」のDCCデコーダー取り付け方法の動画に倣いました。集電ブラシとモーター端子間の絶縁も、当初試行した熱収縮チューブではなく、カプトンテープを使うことにしました。

台車・床板に嵌めた状況です。スペースがぎりぎりで「知恵の輪」状態でしたが何とか嵌めることが出来ました。その後、デコーダーが車内で動くのも何ですので、カプトンテープで押さえておきました。

車体を被せて完成です。デコーダーは何とか窓下に収まり、車内は透ける状態でDCC化することが出来ました。
本来ならば、デッキ脇には網目状の転落防止柵が、ダッシュボード上には何らかの運転機器が付く筈ですが、配置が不詳なのではっきりするまで取付は見合わせます。また、こうやってみますと、デッキに人形を立たせたほうが良さそうですね。ちょっと適当なものを見繕ってみることにしましょう。
アドレスは車番通り、「4」としました。
カテゴリー:12mmホイホイ, DCC, 江東電気軌道(KDK), 車両 |
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2025年10月14日 5:58 PM | 投稿者名: treasure
今年も、関東合運に参加してきました。

準備日(10/11)午前終了時の状況です。今年は会員諸氏の出足が早く、午前中に線路の配置とDCC機材の設置配線が終了しました。で、午後は準備日ではありますが、持ってきたアメリカ型路面電車を運転して楽しみました。運転したのはMSRの952号車、PEの159号車と106号車です。106号車は完成直後で未だ「慣らし」が充分ではありませんでしたが、徐々に調子が出てきました。但し、前照灯から室内への「光漏れ」がちょっと酷い状況です。合運終了後に内側から黒色アセテートテープを貼って遮光することにします。

合運当日は都電を複数運転し、統一感を演出してみました。走ったのは5501(ムサシノモデル)、6000形(MODEMO改)、7500形と8000形(いずれもトラムウェイ)の4輌、加えて乙2(自作)を車庫のストラクチャー扱いで展示しました。複数運転しますと、1輌を手放しで走らせ、その隙間を各停で運転する等の運転操作が楽しめ、いいものです。

今年、これまでのセットに追加したDCC機材です。修理が完了したUT1は5501の専属という恰好で長時間使用してみましたが、問題なく運用できることが確認されました。DT300も持参したのですが、出番がありませんでした。しかしこうやって書いてみますと、機材が古いですなぁ… まぁ問題なく使えていますので「良し」としましょう。
あと、LocoNetにスロットルを接続する助けにと、RJ12規格の分岐コネクターと延長コネクターを新調して持っていきました。今回は何故かスロットルが多く、役に立ちました。特に分岐コネクターは中国からの発送で、到着は10/9でしたので滑り込みで間に合いました。
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2025年10月3日 8:16 PM | 投稿者名: treasure
写真なしの短報です。
10年程前、ちゃんと動作しなくなったDigitraxのUT-1ですが、改めて症状を書いてみると…
- 使い始めはちゃんと動作する。
- 暫くすると「unable control」となって制御が外れる。
- ちゃんと動作してから制御が外れるまでの時間が、短期的にも長期的にも時間が経過するにつれて短くなる。
といったものでした。短期的にも長期的にも、というのは、不調発生直後は動力車選択から5分経過すると制御が外れ、暫く休ませて復活した後では3分経過するとまた外れたところ、不調発生から半年ほど後では動力車選択から3分経過すると制御が外れ、復活後は1分経過しただけで制御が外れる様になった、ということです(最終的には動力車の選択もできなくなりました)。これから察するに、部品内部かプリント基板、ハンダ付け箇所のどこかにヘアクラックが入り、通電によって昇温すると膨張で通電しなくなり、それを繰り返すうちにクラックの幅が拡がっているのだろうと推測していました。この場合、素人に手を出せるのはハンダ付け箇所のヘアクラック補修だけですが、やってみて駄目なら諦めもつくというものです。
ということで修理不能(恐らく交換対応)であることから覚悟を決めて分解してみたのですが、プリント基板上には表面実装部品がずらり… 手を出せる自信がなくて10年間、分解状態で放置してしまいました。
ところが近年、電子工作用に温度調整機能付の半田ごてを導入して作業しているうちに、朧気乍ら自信が付いてきたので、ほぼ全てのプリント基板上のハンダ付け箇所にコテを当て、ハンダ付けをやり直して再組立してみた結果、正常に動作するまでに復活させることができました。プリント基板の固定部は、分解の際折れてしまいましたので、基板の位置を保つには追工作が必要でしたが、まぁこれで手軽に使えるスロットルを復活させることが出来ました。ハンダ付け箇所のヘアクラックという見立ては正しかったようです。UT-1は不調になる例が多いような印象ですので、駄目で元々ということで、基板上のハンダ付けをやり直してみては如何でしょうか?
カテゴリー:DCC, 工作, 江東電気軌道(KDK) |
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2025年8月25日 6:42 PM | 投稿者名: treasure
クラブ運転会と関東合運に備えて、ラケット型リバースループを修繕しました。
q型リバースループでは、線路交差部にDual Frog Juicerを仕込み、フログ部分の極性切替とリバースループ内の極性切替を行っていますが、ラケット型リバースループでは線路は交差していませんので、カーブ途中に極性切替回路を仕込んでありました。ところがこの回路、使用しているうちにうまく動作しなくなり、給電フィーダーにDual Frog Juicerを挿入して運用する状況でした。これではDual Frog Juicerを都度挿入せねばならず、運用上不便ですので、修繕することにします。

組み込んであったMRC製のAuto Reverse Moduleを撤去して直結運用中の現状です。運転会の席上における応急処置のまま、コードを結んでテープで押さえただけでして、感心せざる状況です。

左が製品のままのMRC製のAuto Reverse Module、右がそれを厚さ10 mmのホイホイボード下に収まるように改造したものです。改造の内容は、縦置きされているリレーを横置きに接続し直し、厚さ方向で支障するキャパシタ2つも同様に横置きに接続し直す、というものです。
この製品、単独のリバース区間自動切替装置としては最初の量産製品だったと記憶しています。これ以前はそれ用に設定したブースターを使用するか、入口と出口に検出区間を設けて、その結果をリレーで処理して切り替えるLoy’s Toys製ARSC(Auto Reverse Section Controller)しかなかったかと思います。
ラケット型リバースループに組み込む以前に、同様の改造を施した先代製品(同品番ですが、部品の配置が異なっていました)を標準ホイホイの左亘線フログの切替に使用しており、こちらはかなり長期間運用しておりますが、トラブルなく動作し続けています。

今回使用したのは、製作を中断した標準ホイホイ右亘線に使用するために、ラケット型リバースループ用のものと同時に改造したもので、同一バージョンからの同手法での改造であったため、従来の設置スペースにぴったり収まってくれました。
前回は切替回路基板そのものをコードの中継基板としても使用するという怠慢ぶりを発揮していましたが、これが基板への不要な加熱に繋がり、動作不調へと繋がったのではないかという反省から、今回はちゃんと中継ラグ板を介して配線しました。といっても節約を社是とする弊社ですから、縦型12極の廃品を二分し、1列平型4極に改造して使用しています。
今回の基板も勿論、設置する前に正常に動作するかの確認を実施しています。出力13.8V 1.35AのACアダプタを接続したNCE製Power Cabでは異常なく動作したのですが、出力15V 0.8AのACアダプタを接続したDesktop Station製DSairLiteではうまく動作しませんでした。DSairLiteの保護回路が敏感過ぎるのか、AD520が0.8A程度では短絡と認識しないのか… まぁ能力的にも、DSairLiteを運転会のメインに使用するのは控えたほうがいいのでしょうねぇ… それと同時に、Tam Valley DepotのFrog Juicerシリーズではどうなのか? ちょっと興味が湧いてきました。
カテゴリー:DCC, ホイホイ・MTCC規格モジュール, 江東電気軌道(KDK) |
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