「スマイルライター コンボ-P」完成


5月の工作会で部品を組み付けた「スマイルライター コンボ-P」を完成させました。


PICを挿入したりカバーを被せたりする前に、部品の組み付けやハンダ付けがちゃんと出来ているのかを、我流乍ら検証しました。
まず目視で、ハンダ付け箇所を点検し、ちょっとでも怪しい箇所には追いハンダをしました。次に、Nucky氏のブログを参考に、USBコネクタの端子4つの間の導通がないことを確認しました。VBUSとGND間に短時間の導通が確認されて焦りましたが、回路図をみると47uFのキャパシタが挟まっていることが確認され、一安心しました。

続いて小さなUSB ACアダプタを接続して、PIC18F2550を挿す28ピンICソケットの20番ピンと8番ピンの間に5Vかかっている(20番が+です)ことを確認しました。この時、LED1(Power)の点灯も確認できました。ここまで来ればもう大丈夫だろう… ということで、PIC18F2550をソケットに挿入して、全体を組み上げました。


さて、次はちゃんとプログラムを書き込めるのかを検証する必要があります。ターゲットとしては「ワンコインデコーダ6」の基板にPIC12F1822-I/SNのみをハンダ付けしたものでも構わないのですが、表面実装部品のハンダ付け経験が乏しいので、いざ駄目だった時に、原因の切り分けが困難になります。幸い、「スマイルライター コンボ-P」にはICSP端子がありますので、Nucky氏の記事を参考に、PIC用書込みアダプタを作り、これにDIP版のPIC12F1822を挿してターゲットにすることにしました。アダプタは、1)「純正PICKitと比較するとICSP端子が引っ込んでいる」そうなので、ピンを外側に出す様にした関係から、2)ICSPの4番ピンからの配線取り回しを変更し、ここまででかなりの変更を加えたのでついでに、3)「スマイルライター コンボ-P」と「書込みアダプタ」が一列になる様全体を修正してみました。


書き込みソフトについては、廃棄予定のWindows XPパソコンを復活させ、そこにNucky氏の記事通りにPICKit2 Programmerをインストールしました。記事にある通りデバイス定義リストを更新した後、全てを繋いでテストしたところ、ちゃんと「スマイルライター コンボ-P」を「PICKit2」と認識し、挿したPICに対しRead、Write、Verify、Erase、Blank Check全てで正常に動作することを確認しました。


こちらはZIFソケットに挿したPIC12F1822-I/Pへ、「ワンコインデコーダ6」用プログラムを書き込んでいる様子です。

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