【12mmホイホイ】バラスト撒布


先に検討した結果を受け、緑化を済ませた試作ホイホイに〈ナノ〉バラストのブラウンを撒布してみました。


バラストのは、水で5倍程に薄めたTitebondにドライウェルを添加した溶液を滴下して乾燥させ、固定しました。「まぁこんなもんかなぁ…」という仕上りです。固定した直後は、ちょっと色が濃過ぎる印象でしたが、水分が蒸発するにつれて落ち着いた様です。


続いてもう一つの試作ホイホイに、大昔の「とれいん」誌に書かれていた様に、地面を作って着色し、レールをスパイクする前にバラスト(ライトグレー)を撒布してみました。やってみますと、こちらの方がバラストを整える手間は省ける様です。またこちらでは、Titebond溶液を滴下する前に、ドライウェルを添加した水を霧吹きで散布してみました。端部から順番に染み込ませていけばそんなにも型崩れは起きませんでしたが、先に水で湿らせておく方が、多少なりとも手間を省ける様です。


バラスト撒布後、レールをMicro Engineering製の微小(Micro)スパイクでスパイクしました。巷で言われている通り、先にドリルで穴を開けておかないとスパイクが入ってくれない様子ですので、弊社では0.4 mmφのドリルで下穴を開けました。レールの保持力が心配でしたが、数(枕木4本毎)に助けられ、実用上充分な強度は確保できた様です。