英国型路面蒸機 (3)
2023年7月21日 8:12 PM | 投稿者名: treasure
上回りの塗装に移ります。
断面10×20 mmの角材に、こんな感じに仮止めして室内から塗り始めました。購入元の解説に従い、プライマーなしでアクリル塗料を筆塗りしました。解説では水性塗料が奨められていますが、今後のレタリングとオーバーコートのことも考え、油性塗料で塗装しました。
Connoisseur Models製Oゲージキットの、Etched and Cast Parts Identification Sheets中の記載によると、室内はbuff/light tanということですので、タミヤのバフ(LP-75)を塗りました。
車体です。屋根はgrey、車体はLNER coaching stock brown teak、スカート等はblack、端梁はredということですので、それぞれGMのねずみ色1号(09)、グンゼのウッドブラウン(43)、クレオスのタイヤブラック(137)、タミヤのフラットレッド(XF-7)で塗ってみました。車体色は全然見当も付かないのですが、ネット上の作例写真を眺めて、「まぁこんなとこかなぁ…」という感じで決めました。「グンゼ」とクレオスの旧名が書かれているのは、古い在庫品を使用したためです。固まる寸前でしたが、クレオスの「真溶媒液」を加えると、使用可能な状態にすることが出来ました。
室内のボイラー等はblackということですのが、影に沈むのを補償するために、やや明るいタミヤのジャーマングレイ(XF-63)を塗ってみました。
Versatile Plasticを塗装してみての感想ですが、多孔質で塗料を吸うこと夥しいものがありました。これをスプレーでやるとなると、手間は相当かかるでしょう。表面も粗面ですので、筆塗りで充分かと思いました。
カテゴリー:工作, 江東電気軌道(KDK), 車両 | コメント(0)