都電のお話
2017年9月6日 9:22 PM | 投稿者名: treasure
実は我が勤務先から、都電荒川線(最近、「東京さくらトラム」などという、大層ハイカラな愛称がつきましたが、要するに王電です)の大塚駅前、向原、東池袋四丁目停留所は昼休みの散歩距離内です。ずっと工事をやっていまして、進んでるんだか進んでないんだかという状況が長年続いていましたが、最近ようやっと、目に見える変化が出てきました。
向原、東池袋四丁目電停間で、都市計画道路補助81号線の工事が施工されています。この道路を作る関係上、専用軌道が併用軌道に変更されるのですが、仮線を敷設して線路の基礎から改修されています。併用軌道といえども、普通は枕木が入っているものですが、コンクリート製の基礎に直接レールが敷設されています。今後舗装されて完全な併用軌道になるのか、緑化されてセンターリザベーションみたいになるのか、みていきたいと思っています。
JR大塚駅南口側のカーブです。ずぅっと工事中だったのですが、地下駐輪場が完成したことにより、公園として整備されました。レイアウトを考える際、急カーブ内側をどう処理するかは悩ましい問題かと思いますが、ヒントのひとつになるかと思います。
大塚駅南口側では公園が竣工しましたが、北口側では、昭和12年から王電横に建ってきた「大塚ビル」が解体されます。1Fに「あおい書店」さんが入っていた時は良くお世話になりましたが、そんな古いビルとは思ってもいませんでした。実は、元「白木屋大塚分店」という由緒ある建物だった様です。
カテゴリー:プロトタイプ例, 江東電気軌道(KDK) | コメント(0)
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