江東電気軌道(KDK)

【運転会】月島ミニ運転会

2月3日に、中央区立月島社会教育会館において、ミニ運転会を開催しました。
今回は、「公共交通機関だけを用いて、或る程度の規模の運転ができる」ことの再確認を課題としました。
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今回の荷物一式です。一番下のコンテナにDCC機材、2番目のコンテナに単コロホイホイと線路若干、一番上のコンテナには車輌と応急保守用品等、その上の黒いトランクには、都電ホイホイが入っています。標準ホイホイはその上の不織布バッグ(本来は、ドライクリーニング店への持込用です)中に入っています。この他には書類やパソコン、デジカメを入れたショルダーバッグが荷物の全てです。勿論、この前の工作会で切り詰めた、簡易側線用ユニトラックと、下敷ベニヤ板も入っています。
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持ち込んだ荷物をほぼ全部、展開した状態です。奥のエンドレスが標準ホイホイ(250R)、中程のが都電ホイホイ(180R)、手前のエンドレスが単コロホイホイ(130R)です。エンドレスはそれぞれ独立していますが、それぞれにDigitraxのブースターを1台ずつ接続し、DB150をコマンドステーションに、DB100+とD101(DCS50K)はブースターに設定して統一制御として運転しました。一番手前は製作途中の、標準ホイホイ規格のリバースです。最奥には簡易側線を設置してあります。
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設置した簡易側線です。先の使用イメージのところで書いた通り、490Rの曲線で本線と平行に戻してあります。
一部に経年的な問題があることが確認されましたが、概ね好調に動作することが確認され、運転を楽しむことができました。

【工作会その後】簡易側線用下敷

厚さ9 mmのベニヤ板廃材を50×100 mmの長方形に約45枚切り出しました。12月の工作会で作成した簡易側線をホイホイに組み込む際、高さを合わせるための下敷として使用します。
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ユニトラックの道床幅が42 mm、標準ホイホイの複線間隔が50 mmですので、長手方向に置けば線路の下に入り、横手方向に置けば1枚でユニトラック複線を支えられる、ということから、この寸法(50×100 mm)にしてみました。
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実際の使用イメージです。標準直線ホイホイ1枚分のスペースに組み込みます。写真では手元にあった550R曲線で元の線路と平行に戻しているので、線路中心間隔が79.2 mmになっています。490Rで戻すと、間隔が74.6 mmとなり、側線の道床脇がホイホイの側面ぎりぎりになりますので、こちらのほうがスペースの節約になります。最低でも71 mmの間隔が必要なので、430Rや370Rですと、間隔がちょっと足らなくなります。

【旧作健在】単コロホイホイ

未だホイホイの構想もDCCもなかった頃、架線集電の試験用に作った小半径の単線エンドレスを、ホイホイ規格の路盤に移植したものです。レールは篠原の70番で、ガードレールにはPECOの75番を使っています。
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カーブ半径は130mmなので、単車もしくは小型ボギー車でないと通過が困難ですが、最小限のエンドレス、ということで維持しています。一応、架線柱は建てられるようになっていて、テストもしましたが、このような組み立て線路では、架線をピンと張って実用とすることはかなり困難であることが解りました。
側線が一本付いていますが、残念乍ら行き止まりです。ポイントは片トングのものを自作してみました。ポイントの転換器には、Caboose Industriesのスプリング・SPDT接点付きのものを使い、フログへの給電を切り替えて無電区間を排除してあります。転換器は路盤をくりぬいて一枚分沈み込ませましたので、レール面上には殆ど出ていません。ですから、仕舞う時に神経を使うことなく重ねて収納できます。

【工作会Tips】KATOユニトラックの切り詰め

工作会で得た、KATOユニトラックを切り詰める際の、ちょっとしたコツです。
① 切断治具
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ホイホイに使った余りの4mm厚シナベニアを50mm幅に切断し、中央に14.4mm幅、両側に14.6mm幅の同じシナベニアを接着し、レールを固定している”爪”に負担をかけることなく、ユニトラックを工作卓上に押さえておける様にした治具です。尚、治具製作時には、爪を押さえないように上に貼るシナベニアを現物合わせで加工・接着しまして、上記の寸法は、それを実測した結果です。

② 接着時の直線担保
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横に定規を沿えて接着すれば、直線を担保することができます。ポイントでも、写真のように操作部を外せば、定規に沿わせることができます。

③ 接着面への加圧
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接着剤の性能を発揮させる為には、接着時に接着面に圧力を加えることが必要です。肩部裏への補強材の接着では、毛鉤製作に使用する、ハックルプライヤーを使うのが宜しい様です。

【工作会成果品】簡易側線

15日の工作会では、運転会での側線の不足を解消すべく、参加者全員でKATOユニトラックを切り詰め、ホイホイに組み込める様に加工しました。
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上が加工前の246L直線と490R右分岐、下がそれぞれの直線側を225mm長に切り詰めて、合計450mm長に収まるようにしたものです。右分岐ならばスプリングポイントにしておき、左側通行の複線部で逆走することによって分岐させても宜しいのですが、運転の自由度を向上させるために、DCC制御のポイントマシンを組み込んであります。
(追記)ホイホイとユニトラックでは、レール上面に9mmの差がありますので、使用時にはユニトラックの下に、厚さ9mmのスペーサーを敷くことが必要です。今のところ、100×50mmの9mm厚ベニヤ板を所々に入れることを考えています。
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切り詰めた場所は上の通り、端から4~6本目の枕木です。これだけで全長約227mmまで縮まりますので、切断面を摺り合わせて、接着部が密着しつつ全長が225mmとなる様調整して接着します。ポイントの直線側も、同じ場所で切り詰めています。
246L直線は、片方でレール底部側面が潰されて道床と固定されていますので、その反対側を切り詰めると摺り合わせ時の手間が少なくて済みます。道床のどちら側で固定されているかを調べてみましたが、不定の様です。
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切り継ぎ箇所は、上下方向の折れに対する強度が心配でしたので、道床肩部に裏から、切り落とした道床から同じく肩部を切り出して接着しておきました。接着には全て、セメダイン㈱製のABS用接着剤を使用しました。