クラブ行事報告

【関東合運】参加してきました


今年も、関東合運に参加してきました。台風19号の接近、通過と重なった運転会でした。弊グループからも被災したり、避難の為参加出来なかったメンバーが出ました。被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。


準備日(10月12日)、11時頃の状況です。大量の降雨で周辺の視界が全く利きません。この日は、台風の進路予想から、「午前中早くなら楽に移動できそう」だったので、午前6時半に自宅を出ました。幸い、交通機関の支障もなく、午前8時半前には会場に到着することができました。


同室クラブさんと協力して椅子を片付け、机を配置した後、持参したホイホイを配置した、午後1時頃の状況です。未到着の部分は空けてありますが、到着しなかった場合でも、最低限のエンドレスは組めることを確認しました。とりあえずこれで一安心です。


その後kingyoさんが無事到着されて、残るホイホイ等の設置を済ませ、午後3時前には準備が完了しました。ということで例年通り、準備日から運転を楽しんでいました。


午後10時近辺に、「台風の目」の通過を経験した後、一夜明けた10月13日の午前8時過ぎの、会場北東側の状況です。水田が一面冠水し、さながら浜松近傍の養鰻池の様になっています。かなりの部分は収穫済みでしたが、一部に稲刈り前に冠水した部分があり、ちょっと心配になりました。


単線リバースでのお遊びです。スペース節約の観点から、線路を交差させた配置にしてあるため、機関車と40 ft.貨車10輌が限界です。もうちょっと短い機関車ならば、11輌いけるかもしれません。リバース制御は、リバース区間の両端を動力車が同時に通過しようとすると破綻(ショートして停止)しますが、この線路配置ですと、リバース両端が物理的に重複していますので、それがないのが長所です。しかし、通過列車長に制限ができるのが難点です。弊社では、「トラクションならば、そうそう長編成は来ない」ものと割り切っています。


今回、初めて使用した右複線分岐はまた、配線トラブルがありましたが、現場対応で修復できたのは幸いでした(どうも一箇所、ギャップが不安定で、繋がったり離れたりしている様です)。その他にも、レール面の平面性に問題がありましたので、そちらも修正していくことにします。ともあれ、例年通り、模型に入り浸れた3日間でした。

【関東合運向け】接続試験


例年通り、9月23日に「ほっとプラザはるみ」において、10月の関東合運に向け、予行を兼ねた運転会を開催しました。


今年度の配置です。例年通り、CADでの事前検討の確認です。今年は、線路は全て接続できたものの、電気系統のトラブルが目立ちました。ひとつは現場で解決できましたが、もうひとつは現場で解決できず、持ち帰りとなりました。本番で電気系統がトラブると、なかなか焦りますので、ここでトラブルを洗い出せたのは収穫でした。


現場で解決できなかったトラブル箇所です。左上から右下への、フログを通過する直線を走行すると、給電不良で通過できませんでした。分岐側の曲線は通過できました。帰宅後に精査してみると、Nフィーダーの給電位置に誤りがあり、或るブロックに、NフィーダーとFrog Juicerを経由したフィーダーが一緒に接続されていました。これでは、Frog Juicerによる極性切替が無効化されてしまいます。給電位置を修正し、試運転をして、正常に動作することを確認しました。7月の試運転では異常なかったのですが… どうやら、問題のブロックとNフィーダーとの接触が悪く、運よく(?)無接続状態になっていたからの様です。本番までに、線路固定のネジを増し締めしておいた方がいいかもしれません。


これは、余ったホイホイでエンドレスが組めるか、試している状況です。枝線入口は250 Rですが、本線エンドレスは500 Rと緩やかですので、大型車の運転に適しています。枝線のぐねぐね感も中々のものがあり、「これもあり」かと感じています。

同時に開催しました2019年度総会も無事に終了致しました。今回は、大阪からの参加に加え、ここ数年、見えられていなかった方の参加もあり、盛会でした。

さて、ここ数年利用させて頂いた「ほっとプラザはるみ」ですが、令和2~4年度一杯、大規模改修工事のため長期休館とのことです。従いまして、ここでの行事開催もあと1~2回ということになります。長い間、ありがとうございました。

【工作会】開催しました


5月19日に、「中央区ほっとプラザはるみ」において、工作会を開催しました。


今回は、個人的事情で中座しなければならなくなったため、簡単な工作として、線路のスパイクをすることにしました。とりあえず、q型ループの交差部以外のスパイクは完了しました。


こちらは屋上機器の設計です。同系車のプラキットを参考にしています。


こちらはペーパーキットの組立です。

突然、エディタの仕様が変更され、思う様に書けなくなってしまいました。困ったものです。

6/7追記:エディタを元に戻して頂き、旧来のスタイルに戻せました。どうもありがとうございました。

【運転会】開催しました


2月10日に、ほっとプラザ晴海にて、運転会を開催しました。


天気予報では前日、降雪が予報されていたのですが、幸いにも予報は外れ(というと語弊がありますね。前日昼頃に予報が修正され、それは的中していますから…)、快晴となりました。インドア趣味の鉄道模型ですが、資材等の運搬がありますので、降雨降雪は勘弁願いたいものです。


今回の線路配置です。250R複線ホイホイのエンドレスに、ユニトラックで仮設した小ヤードという、2月運転会恒例の構成です。例年通り、本線とヤードは別給電です。さて今回、線路への供給電圧を実測してみたら、本線に使用したDB150と、ヤードに使用したDCS50Kの間に大差があって驚愕しました。DCS50Kに使用しているACアダプタを再考する必要があるかも… です。)。

今回の失策は、レール磨き用の通称「消しゴム」(要するに篠原のレールクリーナーです)と、高さ微調整用の厚紙を忘れたことです。幸い、レールクリーナーは10B鉛筆があったので問題にはなりませんでした。


運転会だった筈なのですが、何故か「工作」をやっている方もおられました。

今回は幸い、5名の参加があり、盛会でした。厚く御礼申し上げます。

【忘年工作会】開催しました


12月16日に「ほっとプラザはるみ」において、忘年工作会を開催しました。今回は遠く、大阪からの参加者もおられ、盛会でした。


今回の最優先事項は、合運で輪軸のクラックが発覚し、休車になってしまったMarket Street Railwayの952号車を復活させることです(12/2に、預け先から引き取ってきました)。幸い、ここのクラックは昔、PCCカーで発生したこともあって、部品を備蓄しておりましたので、交換することで簡単に復旧させることが出来ました。この(実車で)軸距4′-10″の台車は、かねてから発売されている軸距6′-6″のPCCカー用台車の部品を最大限流用した製品、との触れ込み通り、輪軸中央の絶縁パイプは共通でした。只、NMRAのStandard Gageとかノギスとかいう測定機器を持っていかなかったので、組み立てた後のCheck Gageが心配でしたが、帰宅後チェックしてみたら大丈夫でした。押し込んだだけで精度が出るとは、流石は量産製品です。
写っているクレードルは、Bowserの純正品です。良く見掛ける、木材にフェルト貼りのものより柔らかく、スポンジなのに経年変化が認められません。お薦めです。


残りの時間は、リバースループのスパイクに費やしました。10月の関東合運で運転してみた結果、問題なく車輌が通過することが確認されていますので、気楽にスパイクを進めることが出来ました。未だ手持ちで残っている、篠原製HO N3用スパイクを使用していますが、いささか頭部が大きいので、ひとつひとつ約半分にカットしつつのスパイクです。ですから、進捗は芳しくありません。

今回は、ホイホイ製作の下準備をされる方が多い工作会でした。これは、ユニトラックの端部をホイホイ接続部用に切り出しているところです。この切り出し方法も、各人各様で参考になりました。

工作会終了後は、有楽町の高架下の居酒屋で忘年会を開催しました。「電気ブラン」のロック、美味しゅう御座いました。