ホイホイ・MTCC規格モジュール

次のホイホイは片亘り


続いて、片亘りCrossoverを作っています。今まではホイホイ直線基準の450mm長のものばかりでしたが、R250で図を描いてみると、250mm長でぎりぎり納まることが分かったので短くしました。これで先月作ったR175コーナー4枚と組み合わせて、ガラス棚の中の直線部650mmに退避線が出来ます。両端とも先に作ったただの分岐Turnoutにしてしまうと、有効長が15m級2両でもやや厳しいので、片方だけは片亘りにして、熊ノ平方式ですれ違いです。って、碓氷峠旧線の熊ノ平も今や昔の物語か・・・

110612-4d-R250Crossover 110612-7d-R250Crossover

R250分岐ホイホイ製作中


5日の工作会で生基板を切り出した分岐フログ部を使って、標準R250規格で短い分岐のホイホイを増産中です。110610-R250Siding

もう1枚同じ250mm長の片亘りを作る予定です。右下の2枚が片亘り用フログ部です。
レールは、ユニトラックの旧製品から抜いた#83相当で黒染めしています。ジョイナー部は、いつもの通り、ユニトラの端を切り出したものです。枕木は3×2の船舶用が入手出来なかったので、3×1をボンドで2枚重ねしたものを使い始めました。以前のより硬くなく、工作中に自然と角が取れて 古びた感じになってくれます。フログ部4本分と尖端軌条の根元の隣1本は、生基板にレールを半田付けし、他はナロー用を枕木横に目立たないようにハンドスパイクです。Fast Tracksのハンドレイ方式と違うのは、フログの真下の枕木基板をつなげてあり、基板とレールに切り込みを入れて15mmの無電区間を作り、フログの電気的切り替えをせずに済むようにしています。尖端軌条の関節は1.2mm帯板をトングレール側面両側に半田付けして挟んでいるだけで、普通使われるレールジョイナーは目立つので使っていません。裏面のマシンで動かすトング尖端は基板帯板にt0.1燐青銅を添えて半田付け。基板枕木部の必要な場所には切り込みを入れて左右を絶縁するのは言うまでもありません。