2017 年 11 月

【線路工作】進捗状況


プロジェクト進捗状況です。

1.複線右分岐の再生


先に報告した通り、舗装を撤去しました。曲線部分は篠原の#83フレキで敷設されていました。弊社では、「接続部はKATOレール」ということにしていますので、曲線部は枕木を含め交換することにします。直線側はユニトラックですが、ギャップが切られていたり、レールが抜けるのを防止するためエポキシ系接着剤が流されていたりと、そのまま使うのは中々辛そうです。直線側は更新して、この辺は解体のうえ、資材として曲線側へ移設することになりそうです。


クロッシング部のフランジウェイを縮小しました。元々は、カーブ内側に相当する部分のみにウィングレールが設置されていましたが、これをK字クロッシングを含む全クロッシングに設置しました。その際、ウィングレールの端をフランジウェイに喰いこませる様にして、フランジウェイを縮小しました。未だ規格より広い部分がありますが、これを狭めるとSPANが広くなり過ぎますので、NMRAゲージのSPAN測定部が引っ掛かりなく通過する、という処で妥協しました。で、この写真でお分かりの通り、曲線部は罫書かれた線路中心線とずれています。何処が原因でずれているのかは不明ですが、ポイント-フログ-ユニット内での曲線半径修正は現実的には不可能なので、ユニット後ろで分岐線路と中心を合わせようとすると… 同ユニットを約5 mm、後退させる必要があります。


ポイント-フログ-ユニットを約5 mm、後退させるには、ポイント前端のレールを約5 mm延長する必要があります。ここはジョイント部にかかる所処ですので、レールを継ぎ足すことは極めて困難です。そこで、基板から2.5 mmの位置でレールを切断し、長さ5 mmに縮小した篠原製#60レール用ジョイナーを介して接続することにしました。計算では、何とかジョイナー部にかからないで延長できそうです。

2.ループ線

目立った進捗はありません。ギャップ位置を含めて全体的な給電様式を検討し、配線材料を調達した位です。並行-対向の切替には、東日本電軌さんと同じ、ラグ板による切替を試してみることにしまして、材料を調達しています。

2017/12/24忘年工作会のご案内


グループ軌道線会員各位

★グループ軌道線忘年工作会のご案内

【日時】2017年12月24日(日) 9:00 ~ 20:00頃(工作会は17:00迄)

【場所】中央区ほっとプラザはるみ(東京都中央区晴海五丁目2番3号)4号室

都営大江戸線勝どき駅下車 A3番出口 徒歩16分
都バス「ほっとプラザはるみ前」バス停下車徒歩3分
「都05 東京駅南口-有楽町駅・銀座四丁目-晴海埠頭」
「都03 四谷駅-銀座四丁目-晴海埠頭」
「錦13甲 錦糸町駅-豊洲駅-晴海埠頭」


【スケジュール】
12月24日(日)9:00 ~ 17:00
※来退場時間は自由です。ご都合に合わせてご参加ください。
17:00以降、ほっとプラザはるみ内のレストラン、KISAKU食堂に飛び込みで、忘年会を開催する予定です。

【工作会について】
参加費:会場使用料金(午前800円・午後1,100円)の、各時間帯参加者での均等割り
・今回の工作会も、特にテーマを決めないでやりたいと思いますが、その後、忘年会を控えていることから、小規模な荷物にまとめられるものが好ましいかと思います。
・工具、材料等は各自、ご自身のプロジェクトに合わせてご持参下さい。

奮ってのご参加を、宜しくお願い申し上げます。

都電のお話2


都電荒川線の動向です。


向原~東池袋四丁目電停間は、仮線から改修された本線へ戻りました。切替の経過をみると、片方ずつ戻していました。


枕木を使わない軌道(インファンド軌道、というらしいです)の線路間には、砕石と土らしきものが入れられました。ということは… 少なくともコンクリート舗装ではない様です。乗車してみましたが、乗り心地は「極めて良好」です。で、この区間、「溝付きレール」が敷設されているのですが、何処製なんでしょうか?


さて、東池袋四丁目から早稲田寄りでは、都電雑司ヶ谷~千登世小橋(目白通り)では、線路を仮受けした上で、開削工法で地下自動車道を造成中です。子供の頃に見た、地下鉄工事を思い出しました。