【忘年工作会】開催しました


12月15日に「ほっとプラザはるみ」において、忘年工作会を開催しました。


私の今回のテーマは、「複線直交ホイホイ」のギャップ切りです。振り返ると、一昨年の忘年工作会でもギャップ切りをやっています。色々物を展開して、落ち着いて作業できるので、工作会のネタに向いている様に感じています。ま、それはともあれ、レール脇のプリント基板に1 mmφの孔を開けて#4/0の糸鋸刃を通し、基板諸共レールを挽ききります。作業効率の面からすると、孔数は少ないほうが効率が上がります。写真は最初、試しに三孔でやっているところです。


糸鋸で切らなかった部分の絶縁は、基板表面の銅箔を剥がすことで確保します。帯状に細く剥がすだけで充分なので、色々試してみましたが、デザインナイフのブレードを、刃が内側にくるように咥え、刃の付いていないブレード基部を「鑿」のように使うのが一番楽でした。これを見出すまでは結構大変で、孔を四つにして、糸鋸主体でギャップを切ることも試みましたが、最終的に三孔で、必要な部分はレールを定規に、その際の銅箔を細帯状に剥がす手法に落ち着きました。写真は一旦ギャップを作った後、テスターで絶縁を確認しているところです。ガラスエポキシ基板ですと、切った箇所や銅箔を剥がした箇所が透けて透明~半透明にみえますので楽に確認できるのですが、意外と銅箔の切り屑がギャップに挟まり、導通している例がありました。


こちらは別の方のホイホイの工作です。今年の2月運転会での工作の続きです。

工作会終了後は、「ほっとプラザはるみ」の名残を惜しむべく、建物内の「Harumi Sea Terrace」で忘年会を開催しました。仕事先から忘年会に参加するためだけに来場された方もおり、感謝しております。