江東電気軌道(KDK)
2017年5月30日 6:18 AM | 投稿者名: treasure
5月28日に、「ほっとプラザはるみ」において、工作会を開催しました。

弊社のプロジェクトです。完成したループ線ボードへの線路敷設です。べニア板に車輪をネジ止めしたベンダーでレールを曲げ、線路中心線上に18 mm間隔で開けた孔に、ユニトラックの枕木2本を切り出したものの中心に開けた孔を合わせて、スパイクで仮止めしていきます。

とりあえず、1/4円周を仮止めしました。

こちらはクロス部です。先に曲線を仮止めして、ユニトラ枕木をずらしつつPCB枕木に置換し、次いで直線側を敷設してフランジウェイを切削し、最後にギャップを切ろうという作戦です。この辺は、Trolleyvilleに掲載されている方法でやろうと考えています。
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2017年4月12日 9:49 PM | 投稿者名: treasure
グループ軌道線会員各位
★グループ軌道線工作会のご案内
【日時】2017年5月28日(日) 9:00 ~ 17:00
【場所】中央区ほっとプラザはるみ(東京都中央区晴海五丁目2番3号)4号室
都営大江戸線勝どき駅下車 A3番出口 徒歩16分
都バス「ほっとプラザはるみ前」バス停下車徒歩3分
「都05 東京駅南口-有楽町駅・銀座四丁目-晴海埠頭」
「都03 四谷駅-銀座四丁目-晴海埠頭」
「錦13甲 錦糸町駅-豊洲駅-晴海埠頭」

【スケジュール】
5月28日(日)9:00 ~ 17:00
※来退場時間は自由です。ご都合に合わせてご参加ください。
【工作会について】
参加費:会場使用料金(午前800円・午後1,100円)の、各時間帯参加者での均等割り
・今回の工作会も、特にテーマを決めませんが、関東合運等で使用している「ホイホイ」を中心とした工作を推奨したく思います。
・工具、材料等は各自、ご自身のプロジェクトに合わせてご持参下さい。
「ホイホイ」を中心にした線路工作を推奨しますが、線路工作にに限定するものではありません。奮ってのご参加を、宜しくお願い申し上げます。
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2017年3月10日 11:32 PM | 投稿者名: treasure
プロジェクト進捗状況です。年度末で、滅茶苦茶忙しい時期ですが、事前に切り出しておいた材料の組み立て等、僅かな時間で進められる作業を進めています。
1.ループ線

ボードを接着剤で組み立て、生地完成に持ち込みました。周辺を仕上げている最中、上面に貼った3×3 mm角材の端が裂けたので、テープで押さえて、水で薄めたTitebondを染み込ませて補修している部分がありますが、ここが固まって仕上げが済めば、なるべく早く塗装を済ませたいと思います。
2.複線右分岐の再生

旧い複線右分岐の再生計画です。今後作るかもしれない複線左分岐を考えると、直線は分岐前にあったほうが色々と好都合なので、ボードを作り換えることにして、フレーム用角材の寸法を出しました。丁度3/17迄、東急ハンズで5%OFFセールをやっていますので、材料は期限内に仕入れたいと思っています。

これに関連して、給電の極性切替に使用する、Mono Frog Juicerを購入しました。 Dual Frog Juicerも必要なのですが、これはKingyoさんから譲渡のオファーがありましたので、それを受けようと考え、注文を控えました。
Frog Juicerはこれまでに二回、代替わりをしていまして、弊社のNCE製Power Cabでは、最新の第三世代のものしか適合しません。ちょっと心配だったのですが、無事、MFJ003Uが来まして、ほっとしています。
これで5月に予定している工作会では、線路敷設が出来そうです。
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2017年2月26日 11:40 PM | 投稿者名: treasure
引き続き、ホイホイ基板の製作方法を備忘録的に書いていきます。昨年5月11日から6回書き連ね、今回が第7回になりますが、これで終了です。

接着が完了したら、塗装に移ります。この塗装の目的は、「木材内部に残されている道管、師管を潰し、水分の出入りを抑制して木材の収縮を防止する」ことにあります。ということは、道管、師管の内部を塗膜で覆う必要がありますので、1)木材の寸法変化を導かない油性ニスを、2)内部まで浸透する様にシャブシャブに溶いて、3)道管、師管の断面が露出している「木口」から、可能な限り浸み込ませる、という方法で塗装しています。この方法はベストではないと思いますが(多分ベストは、本式のオイルステインへの漬け込み、ではないかと思っています)、これまで著しく変形したボードはありませんので、実用上充分な処理、と考えています。

塗装終了後の状態です。余り色は付いていませんが、シャブシャブに溶いた油性ニスを、小口を中心に、可能な限り浸み込ませた結果です(ですから、前回3枚目の写真と比較しますと、小口にあたる所が、著しく濃く着色されています。側面のべニア断面も、小口が露出している中央層の着色が著しいです)。この後、溶剤臭(ペイント薄め液を使用していますので、ずばり言えば「灯油臭」です)が抜けるまで、風通しの良いところに放置します。臭いが抜けたら完成です。

この後は、先に記した方法に従って、線路を敷設していきます。このときは、線路とレールには、これまでの工作で出た切れ端を切り継ぎして充当しました。
ということで、基板製作方法の解説、終了です。
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2017年2月15日 7:29 AM | 投稿者名: treasure
2月12日に、中央区立豊海区民館にて、運転会を開催しました。本当に久しぶりの、和室での運転会です。

今回の線路配置です。昨年、一昨年同様、250R複線ホイホイのエンドレスに、ユニトラックで仮設した小ヤードという、いつも通りの構成です。今回は、エンドレスの短辺長辺方向に、様々な複線ホイホイを挿入し、エンドレスを机2本一杯まで拡大してみました。これで机2本一杯ですので、この配置でのこれ以上の拡大はないでしょう。

和室ですので、机があるかないかが不明でした。机があったとしても、下が畳ですので、きちんと高さを揃えられるかが懸念事項でした。幸い、豊海区民館の和室には「舞台」があることが判っていましたので、「いざとなれば舞台上に展開すればいいや…」という腹案の元に開催しました。結果として、机は備品としてあり、脚が洋室のそれと違って短いので、かなり安定した土台となりました。懸念された机相互の高さ不均衡は、脚下部に、工作用紙を40×40 mmに切ったスペーサーを挟み込むことによって、全く問題ない程度に補正することが出来ました。ただし、机3本の調整に、準備していった10枚殆どを消費してしまいましたので、もうちょと用意しておいた方がいいのかもしれません。

さて、いつもうまく走ってくれない某氏の欧州型連接車ですが、色々観察した結果、「どうもバックゲージが狭すぎるのではないか?」ということになり、実測してみると、B(Back to Back)=14.2 mm、T(Flange Width)=0.7 mmという結果でした。これでは、C(Check Gauge)=B+T=14.9 mmで、NMRA S-4.2の、「チェックゲージの許容範囲は15.14~15.37 mmで目標値は15.32 mm」という規格から大幅に逸脱しています。Bを許容限界ぎりぎりの14.6 mmまで拡げても、Cは14.6 mm+0.7 mm=15.3 mmで、規格をクリアします。ということで、輪軸を抜いて、バックゲージを拡げている最中の写真です。修正後、試運転してみると、そこそこストレスなくポイント等を通過しましたので、「きちんとCを調整すれば、欧州型でも問題なく運転できる」目途が立ちました。欧州型既製品は、コストダウンの為でしょうか、大抵ストレート車軸で、各ゲージ等の修正は容易に出来る範疇にあります。とすれば、唯一残された問題が、D(Flange Depth)が最大0.71 mmという制限ですが… 実態は如何なものなのでしょうか?
今回の運転会には、写真には写っていませんが、もっと小半径のエンドレスも持ち込まれました。色々試運転してみると、外国製の既製品は、意外と小半径曲線を通過可能なことが判りました。貴重な知見として、将来への糧としたく思っています。
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