江東電気軌道(KDK)

【線路工作】ホイホイの工作(基板製作⑤)


引き続き、ホイホイ基板の製作方法を備忘録的に書いていきます。

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ここからはある意味、時間との競争になりますので、写真が充分ではありませんが、とにかく、ホイホイ側面に位置する角材を白ボンドで接着し、ずれ止めの#70用スパイクを打ったら、この様に平面の出た、厚手べニア板の上に置きます。弊社では9 mm厚のべニアを使っており、特に上板に接する面はシナべニアとして、平面を出しています。

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その後直ちにべニア板を重ね、更に重錘を載せて圧着します。重錘には何時も手軽なところで、雑誌を載せています。本は結構重いので、これで充分かと思っています。

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で、接着後の姿がこちらです。この後、肋材の長さをNTドレッサーで調整して、黄ボンドで接着し、上と同様に圧着します。

2016/12/18忘年工作会のご案内


グループ軌道線会員各位

★グループ軌道線忘年工作会のご案内

【日時】2016年12月18日(日) 9:00 ~ 20:00頃(工作会は17:00迄)

【場所】中央区ほっとプラザはるみ(東京都中央区晴海五丁目2番3号)3号室

都営大江戸線勝どき駅下車 A3番出口 徒歩16分
都バス「ほっとプラザはるみ前」バス停下車徒歩3分
「都05 東京駅南口-有楽町駅・銀座四丁目-晴海埠頭」
「都03 四谷駅-銀座四丁目-晴海埠頭」
「錦13甲 錦糸町駅-豊洲駅-晴海埠頭」


【スケジュール】
12月18日(日)9:00 ~ 17:00
※来退場時間は自由です。ご都合に合わせてご参加ください。
17:00以降、ほっとプラザはるみ内のレストラン、フェリーチェに飛び込で、忘年会を開催する予定です。

【工作会について】
参加費:会場使用料金(午前800円・午後1,100円)の、各時間帯参加者での均等割り
・今回の工作会も、特にテーマを決めないでやりたいと思いますが、その後、忘年会を控えていることから、小規模な荷物にまとめられるものが好ましいかと思います。
・工具、材料等は各自、ご自身のプロジェクトに合わせてご持参下さい。

奮ってのご参加を、宜しくお願い申し上げます。

【線路工作】進捗状況


プロジェクト進捗状況です。2016関東合運は終わりましたが、次回に向けて、色々やることが山積みです。

1.調整用直線ホイホイ

既報通り完成しました。

2.車庫分岐の舗装

これも既報通り完成です。

3.右亘り線

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2016関東合運でよく見てみると、亘り線は結構あちこちに入っていますし、その他折り返し部の留置線等々も考えますと、とても一箇所を変える位で左側通行を右側通行に転換できる程甘くないことに、今更乍ら気付きました。他に優先すべきものも多数ありますので、このプロジェクトはここで中断とします。今後は個人用としてこのまま作るか、ボードを利用して左亘りに変更して仕立てるか、ちょっと考えたいと思います。対向配線の左亘りはありませんので、いずれ作る必要はありますので…

4.ループ線

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ボードの組立を開始しました。直線とか、単線250R90°曲線とかは、既に製作した経験がありますので余り新規味はありませんが、まぁ頑張りましょう。

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で、弊クラブのホイホイを眺めてみると、p型のループは幾つかありますし、Ω型のループも2つあります。でも、q型のループは1つしかない様です(それも複線なので、結構大きい…)。ということで、未だ肝心の交差部に着手していなかったのを幸い、p型からq型へ変更しようと思います。ボード表面の罫書きが表裏逆になりますので、如何に写すか、が課題です。まぁ、弊社のプラクティスでは、曲線は線路中心線に連続的に孔を開け、ユニトラックの枕木を2つ1組にして、中心に開けた孔をガイドに仮スパイクして敷設しますので、裏から垂直を保ちつつ孔を開けてやれば何とかなるのではないかと考えています。

年末まであと2ヶ月もないのですが、精々頑張りましょう。

【2016合運始末】ホイホイの舗装等々


2016関東合運終了から20日余りが経過しました。合運後、毎週出張が入ったりで時間がとれない毎日でしたが、今回明らかになった問題点のケアをしました。

1.車庫分岐

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前年も、舗装が間に合わなかったことを悔いていますが、今年も今一歩及びませんでした。ということで、先ずこれから攻めました。塗装済のインサートに揃え、レール間は全てコンクリート舗装ということにして完成させました。接着は、MRの製品紹介に、「white glueが宜しい」とかあったので、酢酸ビニルエマルジョン系を使用しました。これまでもこれで接着してきましたが、問題は出ていません。

2.広電ハノーバー

今回突然、広電ハノーバーの排障器が敷石と接触する様になりました。原因として、バネのへたりが考えられましたので、早速、分解してみました。

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で、左側4本が使用してきたもの、右側4本が未使用品です。ご欄の通り、まぁ見事にへたっています。とりあえず交換して復旧しましたが、バネは通電するとへたるそうですので、抜本的対策にはなっていません。消耗品として、何時でも入手できる代替バネを探しておくか、通電ルートを別に確保してバネを絶縁するかですが… 中々難しそうです。同動力を使った作業車も少々へたりが来ている様で、頭が痛いです。このバネ、これだけの専用品ということは考えにくいので、機会があればホビセンに出向き、使えそうなバネを使ったアッセイがないか探してみることにします。

3.HOリレーラー

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今回、会場へ出発する直前、「そういやリレーラーもあった方がいいな…」ということで、棚にあったリレーラーを荷物に突っ込みました。で、やはりリレーラーが必要になりまして、取り出してみたら「あれ… 12 mm用…」というボケを噛ませてしまいました。

ということで、運転会持参用として、薄く、持ち運びが楽な16.5 mm用リレーラーとして、天賞堂のリレーラーを調達しました。説明書はいささか変色し、ベーカーカプラーなんてぇ文字も見えます。この製品、メーカーサイトで検索しても出てきせんが、未だ作っているのでしょうか?

写真上側が持って行った12 mm用、下が新規に調達した16.5 mm用です。

【関東合運】参加してきました


今年も、関東合運に参加してきました。

今回の線路配置です。前年度のドッグボーン型エンドレス+通常エンドレスに、枝線を付随させたレイアウトです。枝線は、エンドレスの内側に分岐後、平面交差で外側に飛び出しています。下は準備日15時頃の状況で、線路の敷設、配線を完了し、さぁ試運転!というところです。設置時間の節約には、敷設時に極性に注意しておけば、配線は唯、ブースターに繋ぐだけという、DCC制御の利点が大きく利いています(ポイントへの配線も共用ですので、特に別配線をする必要もありません)。全体をドッグボーン型にすると、極性に注意する必要もなくなりますので、仮設レイアウトにはより好都合です。ちなみに、予行では給電を放棄したホイホイ(スプリングポイントの向きが原因で、逆方向にしか接続できませんでした)にも、逆位相給電ケーブルで給電してみました。
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予行では基板のべニア板が剥き出しだった部分も、舗装を済ませて披露することができました。あとはドッグボーン型エンドレスと通常エンドレスを結ぶポイントが、ユニトラックで仮設する状況を何とかしたいものです。
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参加した欧州型車輌+αです。欧州型車輌は、微妙な調整が功を奏したのか、大きなストレスなく運転できる様になりました。脱線しがちなコンビ―ノ(奥から2本目)も、先頭車の重量バランスが問題ということが判りました。先頭車の後方に車輪なし中間車が載っているので、先頭車の先頭車軸に殆ど重量がかからず、半ば浮いている状態でした。これでは直ぐレールを乗り上げて脱線してしまいます。そこで試しに、先頭車内に10円硬貨を入れて補重してみますと、かなり安定しました。オーバーハングにウェイトを入れれば、更に軸重バランスを改善することが出来ますので、今後の修正に期待したいと思います。
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とりあえず大きなトラブルなく終了しましたが、反省点が色々あるのは例年通りです。次回に向けて、また精進することにしましょう!