ストラクチャ照明ON/OFF回路
2011年8月19日 7:15 PM | 投稿者名: admin
ホーム上屋と詰所に照明を点けられるようにしましたが、DCCでRUN/ONにすると、常時点灯してしまうのも面白くありません。殆どの車両は所定のファンクションでON/OFF出来るようになっていますから、ストラクチャの照明回路もスロットルからON/OFF可能なように、「開閉所」をホイホイ裏側に設けました。
走行出力がオシャカになった車載用デコーダを活用して、2巻線ラッチングリレー(OMRON G5AK-237P/DC12V)を動かして、レールからの入力をON/OFFさせるようにしました。
使用ファンクションは0番:前後進で切り替わるF0F/F0R(通常白と黄の前灯/尾灯用)です。デコーダアドレスを選び、F0ボタンを押し、前後進スイッチの転換でON/OFFします。F0ボタンを戻しても/アドレス解放後も、ON/OFF状態はリレーでそのまま保持されます。
他の2つのファンクション(F1とF2など)で同時にONにしてしまうとリレーには良くないだろうと思います。今回の古デコーダでも実際に使ったのはF1とF2用(緑と紫)でしたが、リマッピングでF0F/F0Rに設定変更しました。
ファンクション出力でリレーコイルを動かす場合は、必ず保護用のダイオードを入れます。入れないとデコーダのファンクション出力が壊れます。
車載用デコーダではなく、アクセサリデコーダ(DS51K1など)を使うのが、本来好ましいと思います。DS51K1の場合は橙・灰出力が極性転換されるので、リレーの2つのコイルへクロスさせて入れれば動く筈ですが、実際に組んでいませんので保証の限りではありません。この場合も保護用ダイオードは必須です。
1つのコイルを極性転換でON/OFFさせる1巻線ラッチングリレーもある筈ですが、一般的に入手が容易なのか分かりません。
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