2013 年 02 月

【運転会Tips】電流計・ユニトラ収納・D101電源


ミニ運転会で得たTipsです。
■電流電圧計
DCC Specialties製のRRampMeterにユニトラック用フィーダーを接続して小型ケースに収納し、ブースタからホイホイの間のどこにでも挿入できるようにしてみました。製品にはパネルや外部電池の有無等で4種類ありますが、基板のみの製品に006P電池ボックスを接続し、DC運転時にも使用できるようにしてあります。
運転時に電流値がリアルタイムに読めると、伝導系の好不調がリアルタイムに判断できますので安心できます。
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■ユニトラックの収納方法
12月の工作会で製作した簡易分岐用ユニトラックは、100均のA4ケースに収容すると保管・運搬が楽になります。手元のケース1つに、ポイント×2、225 mm直線×3、490R曲線×1、246 mm直線×1、車止め線路×1が入りました。もうちょっと厚いケースならば、下敷ベニヤ板も入れられるかもしれません。
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■D101(DCS50K)の電源
D101付属の電源アダプタは3 Aで約1000 gありますが、スロットルとしてのみ使用することを考慮して、小型のアダプタを探してみました。この1.2 Aのアダプタは約100 gで、スロットルとしては、これで充分動作します。電源プラグの寸法は、外径5.5 mm、内径2.1 mmのものが合致しました。尚、手持ちの0.8 Aアダプタでは正常に動作しませんでした。
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しかし、15 V・3 AのACアダプタは約300 g位からあるので、ブースタとしても使用するのであれば、こちらのほうがいいかもしれません。

【旧作・健在?】都電ホイホイ


標準ホイホイの規格が作成される直前に設計された、曲線半径180 mm、複線間隔40 mmのホイホイです。都電をイメージして寸法を定めたため、「都電ホイホイ」と名付けました。
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当初、シノハラ製#70フレキとKATO製固定線路用ジョイナーを用いる前提で着工しましたが、直線路盤を2枚作ったところで、ユニトラックの接続部を利用する方法が開発されたため、接続部に下からアクセスできるように変更して完成させたものです。接続方法の変更に伴い、軌框をHOユニトラック用レールとPECO製#70100フレキの枕木を組み合わせたものに変更しました。ユニトラック用レール相互の接続には、シノハラ製#60レール用ジョイナーを用いました。
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先の運転会で久し振りに使ってみましたが、経年変化でレール間の舗装が浮き上がっていて不調でした。PECOの枕木に、接着テープがよく効かなかったことが原因です。それ以後に用いたユニトラックの枕木には接着テープが良く効きますので、近い将来、更新することを考えています。
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当初、路盤にフィーダーを作りつけることに思い至らず、接続部にフィーダー付ユニジョイナーを挿入して給電していましたが、収納に不自由を感じていました。その後の経験で、接続端下側に角材を貼ってしまった路盤にもユニトラック接続部を収める凹みを作れることがわかりましたので、製作を中止した路盤を利用してフィーダーを設ける予定で工作中です。

【運転会】月島ミニ運転会


2月3日に、中央区立月島社会教育会館において、ミニ運転会を開催しました。
今回は、「公共交通機関だけを用いて、或る程度の規模の運転ができる」ことの再確認を課題としました。
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今回の荷物一式です。一番下のコンテナにDCC機材、2番目のコンテナに単コロホイホイと線路若干、一番上のコンテナには車輌と応急保守用品等、その上の黒いトランクには、都電ホイホイが入っています。標準ホイホイはその上の不織布バッグ(本来は、ドライクリーニング店への持込用です)中に入っています。この他には書類やパソコン、デジカメを入れたショルダーバッグが荷物の全てです。勿論、この前の工作会で切り詰めた、簡易側線用ユニトラックと、下敷ベニヤ板も入っています。
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持ち込んだ荷物をほぼ全部、展開した状態です。奥のエンドレスが標準ホイホイ(250R)、中程のが都電ホイホイ(180R)、手前のエンドレスが単コロホイホイ(130R)です。エンドレスはそれぞれ独立していますが、それぞれにDigitraxのブースターを1台ずつ接続し、DB150をコマンドステーションに、DB100+とD101(DCS50K)はブースターに設定して統一制御として運転しました。一番手前は製作途中の、標準ホイホイ規格のリバースです。最奥には簡易側線を設置してあります。
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設置した簡易側線です。先の使用イメージのところで書いた通り、490Rの曲線で本線と平行に戻してあります。
一部に経年的な問題があることが確認されましたが、概ね好調に動作することが確認され、運転を楽しむことができました。