【進捗状況】複線直交ホイホイ


複線直交ホイホイの続きです。


銅箔が剥がれてしまったプリント基板上のレールを剥がし、そのレール底面に付着したハンダを、gootの「はんだ吸取り線」と、マッハの「キサゲハケ」で掃除して、新しいプリント基板上に再セットしました。新しいプリント基板は、元のものと同じ様に、絶縁のためにカキ線を入れ、クエン酸で軽く酸洗いしてあります。念のため、プリント基板上でカキ線を越えた導通がないことは、テスターで確認しておきました。


前回と同様に、P.B.L.社の「TRICK-10k」でハンダ付しました。前回はフランジウェイの削成前でしたので、ゲージを揃えるだけでしたが、今回は既に、基本レールにフランジウェイが削成されていますので、それも揃えてのハンダ付けとなりました。ゲージの確認には、お馴染みのNMRAのHO用STANDARDS GAGEを使っています。今回のハンダ付けでは、プリント基板上の銅箔に直接コテを当てることはできるだけ避け、主にレールを熱して、レールと基板の間に糸ハンダを当てて、ハンダを流してみました。とりあえず無事、ハンダ付は終了した様です。この後、レール~プリント基板は台枠から取り外し、ぬるま湯で洗浄しました。


元のプリント基板です。銅箔が剥がれた箇所は、レール下面も剥がれていて、そのまま絶縁ギャップを切ったら分解していた可能性が高かったことが解りました。やり直して正解でした。

今後はレール踏面に付着したハンダの除去、残るフランジウェイの削成を進めていきます。