【旧作健在?】都電400


そろそろ標準仕様ホイホイの整備も先が見えてきました。ということで、今後は、「お手付き」状態の車輌を竣工させることにも注力したいと思っています。ここでは、2014年3月から「SEPTAのSingle-End LRV」を、2019年6月からPacific Electricの「BLIMP」を弄っていますが、実はそれよりも前から、「更新作業中」で止まっている車輌があります。


これがその車輌です。鉄道模型社の車体エッチング板と、だるまやのブリル21E台車を組み合わせています。一旦はビューゲル装備、パワトラ仕様で完成したのですが、デッキ周辺の組み替え(角材を入れてデッキ床板を1mm下げました)や下回りの三点支持化(パワトラを廃しました)を経て、ポール仕様にして架線集電のテストカーを勤めているうちに、いつしか忘れ去られた存在になってしまいました。これを現役復帰させようという計画です。ホイホイ上を運転することが目標ですから、架線集電配線は撤去してDCC化します。あと写真でお判りの通り、前後屋根上上の「簀子」も一部欠けていますので、それの復元もしなくてはなりません。


内部を覗いてみました。モーター上のスライドスイッチは、二線式集電と架線集電の切替スイッチです。屋根裏中央に、孔を塞いだ跡がありますが、これがビューゲル装備の名残りです。ビューゲル装備ということは、都電400形ではなく、鹿児島市電101形を模していたのだと思います。


下回りです。モーターは当時最小だったキドマイティIIIで、フクシマのギアボックスを使って簡易三点支持になっています。モーター下面にはコーヒー缶から切り出した鉄板を吸着させ、電動子を保護しようとしています。集電ブラシは非常に単純化した造りですが、これは、「どこまで簡素化できるか?」の試行として製作したためです。

ちょっと車輪が薄いのが難点なのですが、現役復帰に向けて手を付けたいと思います。