車両
2026年5月21日 1:04 AM | 投稿者名: treasure
5月17日に「中央区立月島区民館」において、工作会を開催しました。今回の工作会は「車輛や線路の保守整備」というテーマで実施しました。

走行不良に陥っていた乗工社製玉電64号です。出自ははっきりと記憶していないのですが、車輪踏面が汚れていたことから、どこかで入手した中古の様です。分解して踏面を清掃し、ギアに注油して復旧させました。全輪集電化していないのでDCC化は未了です。

同シリーズの玉電151号です。走行はするのですが、ちょっとギア音が煩いので注油してみました。しかし、余り改善されませんでした。で、とりあえず玉電2輌がアナログ走行可能になりましたので、来るイベントでは賑やかしに走らせることが出来そうです。まぁそれまでにダミーの連結器を実際に連結できるものに交換する必要がありますが…

最後に玉電80型連結二人乗り2連を調べましたが、動力4軸中3軸のギアが割れていました。調べてみますと京王2917号のギアも割れていました。うーんこれは、製品を引き継いだメーカーに相談する必要がありそうです。
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2026年4月2日 7:13 PM | 投稿者名: treasure
2年程前に製作したLNERのY6ですが、走行性能が今いちの状態でした。ARU MODELさんの動力装置、HO-23Bを使用していたのですが、これが軸バネ入りのHO-23Cに改良されましたので、更新を試みました。

HO-23Cになって、本体と本体底板を止めるネジ孔が2枚重ねになったのはいいのですが、エッチングで抜かれた内側の孔が直径1.4 mmでM1.4ネジは立てられません。表側に抜かれた下孔も直径1.2 mmで、M1.4ネジの下孔としてはちょっと大きく、頻繁に脱着しているとまた締め過ぎで抜いてしまいそうです。ということで、内側の孔の更に内側にM1.4の真鍮ナットを銀ロウ付けしてネジ山の補強としてみました。

補強部の拡大です。下から鉄皿ネジで仮固定し、表側のみからフラックスと粉末銀ローを塗布して加熱したところ、ネジ山にローが回ることなく無事に銀ロー付けを済ませることが出来ました。もしネジ山にローが回ったら… その時はステンレス容器中に満たした塩水中に漬け、鉄ネジのみを溶解除去する考えでした。
その後ネジ補強部分を折り曲げてハンダ付けして(ここで外れない様にするため、銀ロー付けする必要がありました)、ネジのピッチを狂わせない様に裏側、則ちナット側からタップを通し、以後説明書の通り組み立てました。

前側が新型HO-23C、後側が旧型HO-23Bです。HO-23Cには、別売のカプラー取付板を付けてあります。組んでみると、前のHO-23Bと比べてあちこちに「ホゾ」が追加され、直角が出し易くなっていました。しかし、ネジ孔の補強は、板バネを差し込むためのスロットを2/3程塞いでしまった点で失敗でした。仕方がないので0.15×0.8 mmのリン青銅帯板から作ったバネをフレームにハンダ付けして代替としました。後から考えると、内側の1.4 mm孔を1.5 mmに拡げ、そこに外径1.5 mm、内径1.0 mmのパイプを差し込んで銀ロー付けした後、折り返し側を面一、内側を0.2 mm程残して仕上げ、折り返した後ハンダ付けし、M1.4のタップを立てるのが正解だったのでしょう。
色々書きましたが、この辺の強度は前回、ネジを締め過ぎて抜いてしまったので神経質になっているだけで、「ハンダ付けなしで動力装置が組める」という製品コンセプトがらみて、無理なことを言っている自覚はありますのでお許し頂ければ幸いです。製品そのものは、実に良く考えられていると思います。
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2025年10月10日 6:30 PM | 投稿者名: treasure
窓ガラスや電装品等を取付けて完成に持ち込みます。

窓ガラスを貼って、ポールフックを接着しました。
窓ガラスにはModels IMONのポリカーボ製0.3 mm厚を、接着にはKATOが輸入しているGlue ‘n’ Glazeを使用しました。この組み合わせは最近多用していまして、「お気に入り」です。この接着剤(どちらかといえば粘着剤か?)は、乾燥後でもタミヤのエナメル塗料用溶剤で除去することができますので、窓ガラスの接着には大層使い易くなっています。また、どういう仕掛けになっているのかは不明ですが、ボトルから出した直後はシャブシャブで流動性が高く、毛細管現象によって窓ガラスと側板の間に容易に浸透する反面、ちょっと時間を置くと急激に粘度が上昇し、押さなければ動かなくなる特性があり、窓ガラス接着に使いやすいと感じています。広く推奨されているボンド G17様のクロロプレンゴム系接着剤は、経年劣化による弾性と接着力の喪失が顕著ですので、代替として検討するに値する製品かと思います。

先に製作しておいたライトユニットを取り付けます。妻板幕部に位置するテールライトとライトユニット中の赤色LEDに間は、0.75 mm径の光ファイバーで結びました。まぁ何とか、テールライトの点灯には成功した様です。

ということで最終的に、配線コネクターを接続しつつ上回りを下回りに被せ、完成としました。デコーダーからモーターへの配線、同じくデコーダーからヘッド・テールライトへの配線は前後方向を気にせず、「違っていたらデコーダーをリマッピングすればいいや…」という態度で臨みましたが、幸いにもモーターへの配線、ヘッド・テールライトへの配線のいずれも、デコーダーをリマッピングの必要ない結果となりました。うーん、25%の確率で「当たり」を引きました。
ということで、何とか今年の関東合運に間に合わすことが出来ました。
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2025年9月17日 10:15 AM | 投稿者名: treasure
車体を組み立ててデカールを貼りました。

妻面側面屋根と5つに分かれている車体を仮組みして様子をみているところです。ここでダボが充分入っているかどうかをチェックします。2箇所程入り足らないところがありましたので、1.5 mm径のドリル刃で浚い、きちんと入る様に調整しました。ちゃんと組まれていることが確認できましたら、内側からダボ部分に接着剤を流し込んで接着します。接着剤には何を使ったらいいのか悩んだのですが、最近愛用している、30分硬化タイプのエポキシ系接着剤をアクリルラッカーシンナーで伸ばしたものを使用しました。硬化後に試してみた結果、ちょっと接着力が弱い様に感じられましたので、もう1回同じものを流し込んで補強しました。

塗料が回りきっていない箇所をちょっと修正した後、デカールをストライプから貼っていきます。デカールはMicroscale Industries社からそのものズバリが発売されていますので、それを利用します。ストライプの品番は87-564です。写真では前述した、接着剤を流し込んだ「ダボ」が写っています。
デカールの貼付方法は、大昔「とれいん」誌で指南されていた方法に従いました。即ち、デカールは浮くまで水中に浸漬させて台紙の糊を完全に落としてしまい、軟化剤でデカールフィルムを溶かして固着させる方法です。この方法をとるとフィルムも薄くなり目立たなくなります。軟化剤にはタミヤの「マークフィット《スーパーハード》(品番87205)」を使用しました。
この方法では、水に浮いたデカールフィルムを貼付箇所に移すのが一苦労です。今回は薄い透明プラスチックフィルム上に載せて水から揚げ、貼付箇所上でスライドさせることで好結果を得ました。薄い透明プラスチックフィルムと仰々しく書きましたが、要はDM送付等に使われている透明封筒を適当な大きさに切ったものです。

その他の細々した文字を貼り、オーバーコートして仕上げました。細々した文字はMicroscale Industries社の87-563で、オーバーコートはGSIクレオスの、「スーパークリアⅢUVカットつや消し」を使用しました。
車番はデカールに同封されている説明書にあった106として、側面の細かな文字の配置もそれに倣いました。車番を106とすれば、この一連の数字列がデカールに入っていますので、ひとつづつ数字を並べる手間が省けます。妻面には車番と、”WATCH YOUR STEP”の文字を貼ってあります。メーカーの作例では妻面に”ENTRANCE”の文字が入っていますが、側面にも入ってますので、流石にダブルで入れることはないかな、ということでこうしてみました。ちなみに側面の細かな文字の配列が異なる後年の写真では、側面に”ENTRANCE”、妻面に”ENTER FRONT DOOR”と入っています。
次回で何とか完成に持もっていけそうです。
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2025年8月14日 8:14 PM | 投稿者名: treasure
電装品に引き続き、トロリーカーの肝となる、ポールとポールフックの製作です。

使用ポールはMiniatures by Eric製のUS13、HTP4を使うことにします。製作者のEric Courtney氏が2024年5月に亡くなられたということなので、今後の入手は市中在庫のみということになります。入手品は写真の通り、先端がトロリーホィールになっていますので、購入しておいたトロリーシューに交換して実車と揃えました。
トロリーピボットは、在庫していた米国の標準品を使用します。Double Truck Birneyでは、国産の外径2.0 mm、内径1.5 mmのシャフトブッシュに、外径1.5 mm、内径1.0 mmのパイプを挿入して使いましたが、このモデルでは屋根に空いた孔径がちょっと小さく、米国標準品でないと挿入できません。部品が在庫していて幸いでした。

ポールフックの製作です。「へ」の字に曲げた真鍮線を斜め支柱として、垂直に支持した主柱に沿わせ、接触点を銀ロウ付けしました。その後、主柱高さや支柱長さを現物合わせで切断し、主柱上部に真鍮線をもう一本水平に銀ロウ付けしてポール引掛部を作りました。使用した銀ロウは、新富士バーナーの粉末銀ロウです。材料は全て0.4 mm径の真鍮線ですので、銀ロウ付けしないと強度が保たないと思います。高温で付けますのである意味(ちゃんと固定すれば、の意味)、ハンダ付けよりも容易かと思います。また、短い材料を付ける場合には長いまま付けた後に短く切り詰める様にすれば、楽にロウ付けできます。

ポールと、ポール引掛部を成形したポールフックを仮組してみます。拡大するとちょっと粗がみえますが、実際は小さなものですので良しとします。これでほぼ全ての部品が揃ったことになります。
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