ホイホイ・MTCC規格モジュール

【工作会成果品】簡易側線


15日の工作会では、運転会での側線の不足を解消すべく、参加者全員でKATOユニトラックを切り詰め、ホイホイに組み込める様に加工しました。
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上が加工前の246L直線と490R右分岐、下がそれぞれの直線側を225mm長に切り詰めて、合計450mm長に収まるようにしたものです。右分岐ならばスプリングポイントにしておき、左側通行の複線部で逆走することによって分岐させても宜しいのですが、運転の自由度を向上させるために、DCC制御のポイントマシンを組み込んであります。
(追記)ホイホイとユニトラックでは、レール上面に9mmの差がありますので、使用時にはユニトラックの下に、厚さ9mmのスペーサーを敷くことが必要です。今のところ、100×50mmの9mm厚ベニヤ板を所々に入れることを考えています。
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切り詰めた場所は上の通り、端から4~6本目の枕木です。これだけで全長約227mmまで縮まりますので、切断面を摺り合わせて、接着部が密着しつつ全長が225mmとなる様調整して接着します。ポイントの直線側も、同じ場所で切り詰めています。
246L直線は、片方でレール底部側面が潰されて道床と固定されていますので、その反対側を切り詰めると摺り合わせ時の手間が少なくて済みます。道床のどちら側で固定されているかを調べてみましたが、不定の様です。
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切り継ぎ箇所は、上下方向の折れに対する強度が心配でしたので、道床肩部に裏から、切り落とした道床から同じく肩部を切り出して接着しておきました。接着には全て、セメダイン㈱製のABS用接着剤を使用しました。

【旧作健在】標準ホイホイ


標準曲線×4+標準直線×2の、最小構成のホイホイです。

直線のうち1枚は、スプリングポイントの左亘り線です。ですから、左側通行専用です。
写真では判りませんが、MRC社製AD520を使って、フログから無電区間を排除しています。
ポイントはATLASのCustom-Line #4(#83)、亘り部分の敷石はWalthersのStreet Track Insertsを使って楽をしました。
完全に閉じた構成ですので、外部への分岐が今後の課題です。

ホイホイ増備(続)バラスト撒き&地面完了


バラスト撒きと地面の色付け完了!120311-Finish
線路の周辺に、アクリル塗料の焦げ茶・黒・黄・灰をまだらに混ぜたものを塗ってから、アンダーコート・アースを下塗りしたところにパウダーを振り撒き、ボンド水溶液を垂らして、地面を整えます。一部、フォーリッジクラスタをちぎったものとコースターフをボンド付けして草地を作りました。
バラストは、Rストーン#452ローカルⅡを使い、小筆で枕木の間に均して洗剤入りボンド水溶液を滲み込ませ、乾燥後に艶消しクリアのスプレイを吹付け、さらに固着。レール面のクリアは後から削り取っておきます。
線路板側面のニス塗りを残す部分や、ジョイナーに挿し込むレール両端はマスキングしてから作業します。

ホイホイ増備(続)R250スパイク&AR1配線


直線に続き、R250コーナーのホイホイのレールもスパイク完了。120228-R250A
AR1とギャップ前後のレールの間とフィーダー線を付けます。並べ方が決まっていない・左右どちら向きのループにも使う、単なるエンドレスにもする、ので、AR1への配線が簡単に設定し直せるように、端子板にラグを2mmネジ留めしました。かなり古いタイプの真空管ラヂオ時代からあるような端子板を2つに切って、2mmネジのタップを立てました。
レールのギャップ部分の枕木はプリント基板で作ったので、内側のレール脇に小穴を開けて単芯線を下から挿して半田付けしています。ここも後で塗装する予定です。ギャップでレールが切れている外側に何かダミーの継ぎ目板を貼ると見栄えが良くなりそうです。120301-AR1wiring 120301-Gapwiring
ループに並べて試運転、AR1の動作確認OKです。AR1を接続のままでエンドレスにしても動作しないだけで特に問題なく走ります。

ホイホイ増備(続)直線スパイク&R250レール準備


直線225mmと50mmのレールをスパイクしました。犬釘はシノハラのHOn3用の細いものを使っています。枕木5本程度に1ヶ所で済ませています。バラストを撒いてボンドで固着するので十分です。工作精度が悪くて、225と50をつなぐと275mmにならず276mmあります・・・120227-L225L50
単線R250コーナー用のレールも用意しました。古いユニトラから抜いたレールを磨いて、Micro Engineeringので黒染めしたものを使いますが、長さがR250の1/4コーナーには1本では足りず、中間をKSの1.2mm×t0.4洋白帯板を両側から半田付けして延ばします。1ヶ所はギャップを付けるので、面倒ですが同じように帯板で繋いで、井桁のプリント基板上に半田付けしてから切れ目を入れます。レールだけ基板上に突き合わせて半田付けしても、中々うまく付かないでしょう。120227-GapR250