ポイントマシン


R250分岐Turnout用のポイントマシンは、R175のカーブポイントを作ったときに用意していたもので、ワールド工芸2719Wモータで2mmの雄ネジ棒を回して雌ネジブロックを左右動させるという、ドアエンジンと全く同じ仕掛けで、パーツ類もまとめて作り貯めてあったものの流用です。トングレールを結ぶ基板には0.8mm洋白線を下から挿して動かし、マシンの雌ネジブロックにつなぐところは途中から0.5mm洋白線にして、バネの効き方を柔らかめにしてあります。あまり軽い車両でなければ、スプリングポイントとして機能してくれることを期待していますが、このTurnoutのはまだちょっと柔らかさが足りないかも知れません。

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片亘り用のポイントマシンは、どうしようか、あれこれ考えました。Turnout用を2組使えば簡単ではありますが、別々に動かすことはあり得ないし、デコーダも倹約したいので、1つのモータ・1組のデコーダ+基板で済まないか?、と・・・ その答えは画像の通りで、ドアエンジンと同様、右ネジ・左ネジをモータの両軸に使っています。こちらは0.5mm線の部分が長いので、かなり柔らかくスプリングが効いてくれています。1つのモータ駆動マシンで片亘りの両方を動かすことは、以前に別のホイホイで作ったことがありますが、動きが重くスプリングポイント扱いに出来ず不満が残っていました。今度のやり方ならOKです。

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デコーダはディジトラックスDS51K1で、モータへの電圧を抑えるため、2.7Vのツェナダイオードを2つずつ挿入し、念のため0.5Aのリセッタブルヒューズも付けてあります。