2012 年 02 月

ホイホイ増備(続)直線スパイク&R250レール準備


直線225mmと50mmのレールをスパイクしました。犬釘はシノハラのHOn3用の細いものを使っています。枕木5本程度に1ヶ所で済ませています。バラストを撒いてボンドで固着するので十分です。工作精度が悪くて、225と50をつなぐと275mmにならず276mmあります・・・120227-L225L50
単線R250コーナー用のレールも用意しました。古いユニトラから抜いたレールを磨いて、Micro Engineeringので黒染めしたものを使いますが、長さがR250の1/4コーナーには1本では足りず、中間をKSの1.2mm×t0.4洋白帯板を両側から半田付けして延ばします。1ヶ所はギャップを付けるので、面倒ですが同じように帯板で繋いで、井桁のプリント基板上に半田付けしてから切れ目を入れます。レールだけ基板上に突き合わせて半田付けしても、中々うまく付かないでしょう。120227-GapR250

ホイホイ増備(続)ギャップ付レールその1


ループの終端は電気配線的にはリバースになるので、単線区間の両端2ヶ所にギャップが必要です。120225-GapL275まず直線275mmのホイホイにギャップを付けたレールをスパイクしました。ギャップ個所の枕木は生プリント基板を井桁に切り抜いたものを作り、通しでレールを半田付けしておいてから、レールにギャップを切りました。これならギャップで切れたレールの下部は基板でつながっていますから、位置がずれたりしませんし、ついでに基板にフィーダーを半田付けすることも出来ます。半田付けした左右のレールが導通しないように、井桁の基板には予め切れ目を入れておきます。

ホイホイ増備(続)枕木敷設


ホイホイのベースに塗ったニスも乾いたので、接続部の切り込みを入れて仮接着して、枕木を貼り付けました。乾きが速いので、フランクリンの木工用Titebondを使っています。並べる位置・間隔を決めるため、Roco#42221のR250組線路を置いて外側を鉛筆でなぞって印を付けてみました。両端位置がユニトラのジョイナー部の端で決まっていますから、並べて行って最後は間隔を調整・誤魔化すことになります。R250単線1/4角4枚と直線が275,225,50で、枕木が約260本です。

120224-tie2

ちなみに、型紙?に使ったこのRoco#42221のR250線路は、以前1/4角ホイホイを2枚を作ったのですが、なにぶんにもレールが#100のため端(幅も高さも)を削るのと、6本で1周分なので切り継ぐのが面倒かも? 綺麗なR250カーブが得られるのは良いのですけどね・・・

ホイホイ増備(続)枕木


専用軌道の枕木のサイズをどうするか? 幅は1/80なら2.5mmでいいらしいですが、市販の細材では無いようです。
厚さは、KATOユニトラックのジョイント部分を接続に使うので、ユニトラックの枕木部と同じ2mmにします。
東急ハンズや世界堂などで入手可能な細材では、以前は2×3mmチーク材もあったのですが、最近は明るい色合いの桧材しか見つかりません。着色するのも面倒なので、1×3mmマホガニー材を木工用ボンドで2枚貼り合わせて、2×3mmにして使っています。
長さは30mmにしています。あり合わせの木片をジグにして、2/0糸鋸で切断しています。下に適当な容器を留めて切ったら落ちるようにします。120222-tie1
枕木を並べる間隔は7.5mmの予定で、レールの長さから必要な本数を出しておきます。R250単線1/4角で約50本要ります。市販細材は900mmのようです。

ホイホイ増備(続)ジョイント部


最初に作ってから早くも10数年経った、このホイホイと呼んでいる線路板では、接続にKATOユニトラックのジョイント部分を利用します。

接続用ジョイント部切り出しの手順をお浚いしておきます:120217-Joint1 
  120217-Joint2120217-Joint3・ユニトラックではレールが抜けてしまわないように、レールの片方の端近くに突起があります(画像A)。このままレールを引き抜くと、画像C黄色矢印の部分を壊しますから、レールを抜く前に、まず画像A①黄色線位置で裏側から切断します。目の粗い木工用糸鋸などを使います。
・外れた端の道床部から、画像B②③④の不要部分を切り取ります。
・レールを抜いて、反対側の端も画像B①~④の順に切断します。
※①の切断は片方だけにして、②③の延長を切断して道床両脇を取って、裏側の突起も削り、長いまま枕木部分を活かして使う方法もあります。路面を舗装して被せてしまう併用軌道の直線部では、この方法が楽です。R250などの曲線部でも枕木部分をブツ切りにして再利用することが出来ます。専用軌道で枕木を別途用意する場合でも、中央の枕木部分は併用軌道用に残しておきます。ユニトラックの初期製品(枕木嵌込式)は両端以外がゴミとなります。なお初期製品のプラは劣化して脆くなっていることがあるので要注意です。画像Cの例は初期製品を切断したものです。

ユニジョイナーで電気的接続をするとき、自作線路板の工作精度やジョイナー自身の電気抵抗の問題もあるので、なるべく多くのフィーダーから給電し、複線上下線間でバックアップするようにしたほうが良いでしょう。また、ユニトラック用#83レール以外のレールの端を、ユニジョイナーに挿せるように削って使う場合には、接続が不完全になることもあるので注意が必要です。他メーカ製#83レールよりも、KATOの#83レールの底面は幅が狭いです。