ホイホイ増備(続)ジョイント部


最初に作ってから早くも10数年経った、このホイホイと呼んでいる線路板では、接続にKATOユニトラックのジョイント部分を利用します。

接続用ジョイント部切り出しの手順をお浚いしておきます:120217-Joint1 
  120217-Joint2120217-Joint3・ユニトラックではレールが抜けてしまわないように、レールの片方の端近くに突起があります(画像A)。このままレールを引き抜くと、画像C黄色矢印の部分を壊しますから、レールを抜く前に、まず画像A①黄色線位置で裏側から切断します。目の粗い木工用糸鋸などを使います。
・外れた端の道床部から、画像B②③④の不要部分を切り取ります。
・レールを抜いて、反対側の端も画像B①~④の順に切断します。
※①の切断は片方だけにして、②③の延長を切断して道床両脇を取って、裏側の突起も削り、長いまま枕木部分を活かして使う方法もあります。路面を舗装して被せてしまう併用軌道の直線部では、この方法が楽です。R250などの曲線部でも枕木部分をブツ切りにして再利用することが出来ます。専用軌道で枕木を別途用意する場合でも、中央の枕木部分は併用軌道用に残しておきます。ユニトラックの初期製品(枕木嵌込式)は両端以外がゴミとなります。なお初期製品のプラは劣化して脆くなっていることがあるので要注意です。画像Cの例は初期製品を切断したものです。

ユニジョイナーで電気的接続をするとき、自作線路板の工作精度やジョイナー自身の電気抵抗の問題もあるので、なるべく多くのフィーダーから給電し、複線上下線間でバックアップするようにしたほうが良いでしょう。また、ユニトラック用#83レール以外のレールの端を、ユニジョイナーに挿せるように削って使う場合には、接続が不完全になることもあるので注意が必要です。他メーカ製#83レールよりも、KATOの#83レールの底面は幅が狭いです。

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