クラブ行事報告

【運転会】開催しました


9月25日に「中央区立晴海区民館」において、運転会を開催しました。今回は来る10月に開催されます関東合運への予行を兼ねての運転会となりました。


今回の線路配置です。今年は10月の関東合運が開催されますので、1)亡くなられた中澤さんの遺された線路を使用することで故人を偲び、2)曲線半径を大きくすることで他クラブの方々の車輌も走行可能としたい、という意図から、遺されたホイホイから曲線半径500Rのものを選び、足りない部分は新規製作して補いつつ構成しました。製作してくださりましたOSARUさん、ありがとうございました。


当日の運転車輛です。BLIMPが大きいのはまぁ当然として、1/80の名鉄モ520と3.5 mmスケールのMSR952がほぼ同じ断面なのは、16番ゲージの狙い通りということかと思います。で、それに比して都電7500(1/80)の小さいこと… 関西の方々に揶揄されるのも無理ないところです。

 
今回の関東合運では、他クラブの方々の車輌にも走行して頂きたく、従来からのアナログ運転も出来る様にシステムを組みました。で、DCパワーパックを繋いで試運転をしようとしたら、誰もアナログ車輛を持ってきていなかったというチョンボが発覚… しょうがないので、偶然あった天賞堂の新型パワートラックを単体で使用して運転可能なことを確認しました。いい機会ですので、車輪幅(N)を確認したところ、NMRA STANDARD GAGE(MARK IV:何でここだけ英国流なんだろう…)をパスすることが確認できました。ついでに、チェックゲージ(K)とフランジ高(D)も問題ないことを確認しました。10月の関東合運では、DC運転の時間をとりたいと考えています。

また今回の関東合運では、ご家族のご好意により、中澤さんの遺されたパーツ類をご希望の方々にお頒けすることになりました。ご興味を持たれた方々におかれましては、209号室までお越し頂ければ幸いに存じます。

同時に開催しました2022年度総会も無事に終了致しました。今後の運営に関する有意義な意見交換が行われたことに深謝申し上げます。

【工作会】開催しました


5月29日に「中央区立晴海区民館」において、工作会を開催しました。COVID-19の影響で、2020、21年と2回、5月の工作会をキャンセルしましたので、2年ぶりの開催となりました。


今回は、故Kingyoさんのご家族がおみえになりました。遺作を持参されたので、状況を確認してみましたところ、長期間動かされていませんでしたので、幾分か調子は落ちていました。


また、以前ゲストで来られた方が、レイアウトモジュールと車輌を携え再訪されました。色々なギミックが仕込まれたモジュールでして、スムーズな運転を目指して、話に花が咲きました。


こちらではトラムウェイの都電をDCC化しています。動力装置自体の特性が低速寄りに振られていますので、スピードステップを最高(255)にしても中々スピードが出ません。もうちょっとスピードが欲しいと感じるのですが、実物でもこんなものの様な気がしますので、悩ましいところです。

【運転会】開催しました


2月27日に「中央区立晴海区民館」において、運転会を開催しました。


今回は、いつも使用している弊社の250R複線エンドレスに加え、上の写真にある東江戸川電軌さんの500R複線エンドレスも併用しての運転会となりました。で、小さな会場でしたので机が足りず、250R複線エンドレスのヤードは未設置のまま運転しました。しかし、全線併用軌道だと車輌を載せにくいこと載せにくいこと…… 次にこういうヤードなしの配置で運転するのならば、短い枝線だけでも出しておいて、そこでリレーラーを用いて車輌を線路に載せる様にした方が良さそうです。

500Rエンドレスは、車輌の関係でDCアナログでの運転を試みましたが、うまく動作した様です。ポイントの遠隔操作は出来なくなりますが、これで来る関東合運で、参加者各位の車輌も走行可能なことが判りました。


NGDCCの「赤い箱」を持っていったので、運転する前にSEPTA Kawasaki LRVのデコーダを再設定しました。テールライトのブレーキ連動点灯が機能しなくなっているので、先ずデコーダをリセット(CV8に2を書き込み)し、次いでトロリー用に設定(CV8に11を書き込み)しました。これでテールライトのブレーキ連動点灯が復活したことが確認されましたので、あとはアドレスを9111に設定したり、紫色のコードの割り当てをF2からF4に設定したりと、細々とした調整を済ませました。ことの発端となった加減速設定も、CV3(加速率)とCV4(減速率)を5から3に調整してみました。


で、250Rエンドレスを目いっぱい使って試運転しました。加減速その他の設定も良好でしたが、テールライトの交互点滅が乱れます。きちんと掃除したテスト線路上では良好に動作しますので、集電不良が原因の様です。いずれテールライト点滅回路の入力側にキャパシタを入れ、改善されるか試してみようと考えています。

【忘年工作会】開催しました


12月19日に「中央区立京橋区民館」において、忘年工作会を開催しました。昨年はCOVID-19感染症の影響で中止としましたので、2年振りの工作会です。


HOホイホイは、個人所有分としては一応揃いましたので、線路関係のプロジェクトとして、以前述べた12mm(HOn31/2でも、H0mでも、HO-12でも構いませんが……)ホイホイの製作に着手することにしました。

以前kingyoさんが、HOホイホイをハンドレイで作られていまして、それに対抗する訳ではありませんけど、12 mmはハンドレイでやってみることにしました。ということで、これも前に錆落としをした16.5 mm軌間用のトラックゲージを2分割して幅を詰め、12 mm軌間用のトラックゲージに仕立てることにしました。3点式のゲージですので、1点側の切れ込みを板厚分(1 mm)だけ深く加工し、重ねてハンダで継ごう、という算段です。軌間はTILLIGの組線路のそれに、現物合わせで揃える計画です。


更に、ベースボード用べニア板への罫書も行いました。で、何を勘違いしたのか、225×300 mmの4 mmtべニアを2枚しか買っていませんでした。良く使っていた東急ハンズ池袋店が閉店間際で在庫がなくなり、300×450 mmが入手できなかったので、225×300 mmに代替したのですが、枚数が2倍必要になるということを失念していた様です。池袋店はもう閉まってしまいましたので、そのうち東急ハンズ渋谷店にでも遠征して入手することにします。

原案では、直線長は220 mmの計画でしたが、僅か5 mmを詰めるのも端面の仕上げ等を考えると面白くありませんので、直線長は225 mmに変更することにしました。この系統は恐らく、私独りが作るだけでしょうから、組み合わせに楽になる長さ、ということは考えないことにして、伸び伸びと作っていくことにしたいと思います。

この他にも、上の変更に合わせて製作図を修正したり、分岐器の自作に必要なトラックゲージを0.5 mmtのステンレス板から切り出したりして、12mmホイホイ製作の準備を進めました。こっちは糸鋸の切れ込みが歪んでしまい、人前に出せる代物ではありませんので、写真は勘弁して下さい。


今回の工作会は、最小人数での催行となりましたが、工作会終了後、京橋近傍の東京駅八重洲地下街の寿司屋で忘年会を開催し、お開きとなりました。

【運転会】開催しました


9月19日に「中央区立晴海区民館」において、運転会を開催しました。昨年9月27日に開催して以来、約1年振りのクラブ行事となりました。


今回の線路配置です。今年もまた、COVID-19感染症の影響で、10月の関東合運が中止となりましたので、輸送力の制限から(駐車場で荷卸しが出来ない)、使用予定の配置から、直線部分を幾分か縮小した配置となりました。例年の配置より、曲線半径が500Rと大きくなっています。これは、来る関東合運で、1)中澤さんの遺された線路を使用することで故人を偲び、2)曲線半径を大きくすることで他クラブの方々の車輌も走行可能としたい、という意図からです。


久し振りの運転です。当初、並行配線と対行配線の混在でショートしましたが、現場で配線を辿って切り換えることで無事、運転することが出来ました。ポイントマシンが一箇所、うまく動作しませんでしたが、マシンを制御しているDS52デコーダがうまく動作していない、というところまで原因を切り分けることが出来ました。このボードは通常、留置線として使用されますので、手動転換でもまぁ、何とかなる部分ですので、ぼちぼち直していくことにします。


こんな車輌も持ち込まれました。製造当時のモーター、伝導装置のままのDC車輌です。これを使って、DCC制御システム(D101)の替わりにDCパワーパックを接続して運転できることを確認しました。来る2022関東合運では、DC運転の時間がとれればいいなと思っています。

同時に開催しました2021年度総会も無事に終了致しました。