DCC
2018年3月28日 6:34 PM | 投稿者名: treasure
業務の繁忙期にもかかわらず、池袋の「鉄道模型芸術祭」に、知人のお手伝いで参加したりと忙しい毎日でしたが、現在のプロジェクト進捗状況を報告します。
1.複線右分岐の再生

線路は仮止めでも、走行させることはできるので、ループ線をちょっとお休みして、電子工作に勤しんでいます。複線分岐に使うポイント切替用回路を、これまでのものと同じ回路、同じ部品、同じ構成で、ぼちぼち組んでいます。リレー(G6KU-2P-Y)は、幅方向はユニバーサル基板の2.54 mmピッチに合致しているのですが、長さ方向は3.2 mmとか2.2 mmピッチで合致していませんので、孔を糸鋸で拡げて実装してあります。とりあえず、DCC電源からDV5Vを得る電源回路を組んでテストした状態です。

複線分岐に使おうと考えているサーボです。米国Hobby Kingさんから購入した、金属ギアを使ったSub-Micro Servoです。これまでのような、エンドレス間の連絡線や、車庫への分岐ではなく、本線上の分岐になりますので、限られた容積の中で、少しでも耐久性が期待できるもの、ということで選びました。まぁしかし、Sub-Micro Servoだけでも30種近く、選ぶのに困る位ありますねぇ…

電子工作ついでに、エアーバリアブルさんのブログで紹介されていた、「部品アナライザ」(正式商品名は滅茶苦茶長い…)を購入してみました。写真は組み立てて校正を済ませた後、昔、どっかから外したと思しきタンタルコンデンサらしきものを試しに測定しているところです(22.85μFと表示されています)。確か故障モードが導通(壊れると導通する)なので、使うのを止めた記憶があります。部品表面には、「7801 22(M) 25V」と書かれていますので、22(M)が容量表示、即ち22メガピコファラッド(=22μF)だったということになりました。
カテゴリー:DCC, 工作, 江東電気軌道(KDK) |
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2018年3月6日 11:20 PM | 投稿者名: treasure
2月運転会前後に行った工作について記しておきます。
1.Dual Frog Juicerの試用

組み込んであったMRC製のAuto Reverse Moduleがうまく動作しなくなってしまった「ループ線」ですが、新たに購入したDual Frog Juicerを、フィーダー間に挿入できるように仕立てて試用してみました。結果として、無事にストレスなく使用できることが確認されました。
2.DCC 電流電圧計の拡張

ユニトラック用フィーダーを接続して小型ケースに収納し、ブースタからホイホイの間のどこにでも挿入できるように仕立てたDCC Specialties製のRRampMeterですが、レール上における任意の位置で電圧を測定できる様に、入力側に接続できるようなクリップを作ってみました。これは、2月運転会で、仮設ヤードにおける電圧を測定している様子です。
で、ここで作ったクリップと、パワーパックやDCCブースタからのフィーダを試験的に接続するためのクリップを組み合わせると、ブースタからホイホイの間に各種回路を挿入してテストすることが出来ます。そこで、先にKingyoさんから譲って頂いたDual Frog Juicerにリード線をハンダ付して、ループ線モジュールに組み込む前にテストしてみて、問題ないことを確認しました。
ここで、もうひとつ改造しておいた、MRC製のAuto Reverse Moduleもテストしてみると、問題なく動作することが確認されました。これを使う筈だった右亘り線の製作は中断となりましたので、こちらに流用することにしましょう。
3.ループ線フログ部の配線

2月運転会で試運転をすべく、その前日にクロス部分の配線を済ませました。組み込んだDual Frog Juicerは、リード線をハンダ付けした後、上で問題ないことを確認したものです。並行-対向の切替には先に述べた通り、ラグ板を試用してみました。とりあえず現在は、対向配線で接続してあります。
2月運転会では、圧着端子の根元は裸のままでしたが、その後、3 mm径 10 mm長のヒシチューブを被せて補強しました。黒色のヒシチューブには表面に艶のあるものとないものがありますが、販売店に聞いてみたところ、艶のないものは難燃性だということでした。
カテゴリー:DCC, ホイホイ・MTCC規格モジュール, 工作, 江東電気軌道(KDK) |
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2017年6月19日 11:02 PM | 投稿者名: kitasuga
先日の工作会で少し会話したWEB NUCKYさんのワンコインDCC基盤を入手しました。基盤自体は10個1セットで1,000円、後日電子部品も仕入れてきましたが、部品代トータルで5,900円、2,000+5,900=7,900。
7,900÷20=400円弱でDCCができる計算です。
と書いていて気が付いた。モーター制御とFL制御は別基盤だから、両方必要とする場合は800円かかるんだ!。
あとはパーツのはんだ付けですが、まあ、気長に進めます。並行して名鉄880系の工作もしてるので…。

モーター制御用DCC基盤

FL制御用DCC基盤
カテゴリー:DCC, 東山温泉電軌(HOD) |
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2016年10月13日 8:00 PM | 投稿者名: treasure
今年も、関東合運に参加してきました。
今回の線路配置です。前年度のドッグボーン型エンドレス+通常エンドレスに、枝線を付随させたレイアウトです。枝線は、エンドレスの内側に分岐後、平面交差で外側に飛び出しています。下は準備日15時頃の状況で、線路の敷設、配線を完了し、さぁ試運転!というところです。設置時間の節約には、敷設時に極性に注意しておけば、配線は唯、ブースターに繋ぐだけという、DCC制御の利点が大きく利いています(ポイントへの配線も共用ですので、特に別配線をする必要もありません)。全体をドッグボーン型にすると、極性に注意する必要もなくなりますので、仮設レイアウトにはより好都合です。ちなみに、予行では給電を放棄したホイホイ(スプリングポイントの向きが原因で、逆方向にしか接続できませんでした)にも、逆位相給電ケーブルで給電してみました。

予行では基板のべニア板が剥き出しだった部分も、舗装を済ませて披露することができました。あとはドッグボーン型エンドレスと通常エンドレスを結ぶポイントが、ユニトラックで仮設する状況を何とかしたいものです。

参加した欧州型車輌+αです。欧州型車輌は、微妙な調整が功を奏したのか、大きなストレスなく運転できる様になりました。脱線しがちなコンビ―ノ(奥から2本目)も、先頭車の重量バランスが問題ということが判りました。先頭車の後方に車輪なし中間車が載っているので、先頭車の先頭車軸に殆ど重量がかからず、半ば浮いている状態でした。これでは直ぐレールを乗り上げて脱線してしまいます。そこで試しに、先頭車内に10円硬貨を入れて補重してみますと、かなり安定しました。オーバーハングにウェイトを入れれば、更に軸重バランスを改善することが出来ますので、今後の修正に期待したいと思います。

とりあえず大きなトラブルなく終了しましたが、反省点が色々あるのは例年通りです。次回に向けて、また精進することにしましょう!
カテゴリー:DCC, クラブ行事報告, 江東電気軌道(KDK), 関東合運 |
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2016年2月22日 10:45 PM | 投稿者名: treasure
2月21日に、中央区立晴海区民館にて、運転会を開催しました。関東合運以来の運転会です。

今回の線路配置です。昨年2月同様、250R複線ホイホイのエンドレスに、ユニトラックで仮設した小ヤードという構成です。ヤードの配置を工夫して、3机でより多くの留置線を確保してみました。2013年忘年運転会類似のヤード配線です。

昨年は、ヤードのポイントが、車輛が走行している最中に転換しない、という問題が発生しました。そこで今回は、スロットルとしてしか利用していなかったD101のブースター機能を活かし、本線にDB150、ヤードにD101から給電してみました。結果として、本線運転中でもヤードのポイントは転換でき、有効でした。スロットル/コマンドステーションとしての使用だけを考えた1.2 Aのアダプタから、ブースターとしての使用も可能な3.3 Aのアダプタに代えた価値がありました。

今回は、こんな大半径のホイホイ(試作中)も持ち込まれました。走っているのは東急の7000系です。昔、東急田園都市線は二子橋が鉄道道路併用橋で、確かに路面を走行していたのですが、7000系は走っていたのでしょうか… ということで調べてみたら、走っていた様です。
また今回は、昨年5月に来場されたゲストの方がRocoのZ21 DCCシステムを持って再来場され、この線路でスマートフォンを用いたDCC運転を披露されました。多人数、或いは(公開運転会等で)不特定多数で運転する場合に、スロットルを多数準備する必要がありませんので有益な機能だと思いました。
いつもの線路にいつもの車輛を使っても、運転会をする都度、何等かの問題が発生します。今回は、本線~ヤードへの分岐が転換しなくなりました。結構使用頻度が高かったのと、調整不良で、サーボモーターが駄目になった様です。これはなるべく早く、修繕する必要がありそうです。
カテゴリー:DCC, クラブ行事報告, 江東電気軌道(KDK) |
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