ホイホイ・MTCC規格モジュール

留置線の車止め


111003CarStop 留置線の終端に車止めを付けました。エコーのパーツNo.155で「#70レールのサイズだが#100レールの高さにも合うよう底面にスペーサー付き」と組説にあります。まず底面のスペーサーを削り取り(画像青の線)、#83相当レールの端を底面の広い部分だけ残して切り取って、その上にエポキシ接着しました。が、#70と#83ではレール頭部の幅も太さも違いますから、継ぎ目がどうも気に入りません(右上画像白の矢印)。 
やり直せるものは何回でもやり直そう!、ということで、接着を剥がしてやり直しです:画像黄色の線の位置でパーツのモールド前後の#70レール部分をカットして、レールに接着やり直し。後側には別に短く切った#83レールを接着。これなら(下の画像)アップにも何とか耐えられそうかと・・・
左右を結ぶ線は0.5洋白線を使い、全体は黒染め液で染めてからRUSTのペイントマーカーを塗り、ウエザリングマスターを擦りつけています。

留置線と退避線


棚の中のR175ホイホイの第3期工事で、駅の裏側直線650mm部分に留置線と退避線を作っています。
今週末に迫った関東合運にはバラスト撒きは間に合いませんが、走行は可能なので製作途中ですがこのまま持って行くことになりそうです。

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支柱が背面中央に出っ張っているため棚の中に敷くときは中央の50mm部分を外すので退避線としては使えません。運転会に持ち出すときは退避線に出来るよう、両端の分岐はスプリングポイントにしています。向かって左の分岐は棚の中に置くときは逆に切り替えられるように準備してあります(画像黄色矢印)。手動で切り替え可能にすれば、両側から2軸貨車1両かハノーバー市電くらいは留められますが、小型なので大丈夫そうに思われてしまうKATOのハノーバー市電は、単台車の軸距離が長いためにR175を回れません・・・

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分岐はフログ部にプリント基板を使ったハンドレイのFast Tracksもどきで、前回6月製作同様のR250相当ですが、トングレール長さを枕木2本分詰めてみました。分岐角度は2.4番といったところです。
留置線の有効長は15m車2両分あり、京津線260の2連が置けます。こちらの分岐にはモータードライブの自作マシン+DS51K1デコーダを付けています。この留置線の端は1両分程度の長さの車庫+修理工場?を被せて、棚の正面ホーム側から車両が目立たないようにしたい、と考えています・・・

展示用ホイホイ


コンテストで並べるときは、すぐ通電してライト点灯や扉開閉のデモが出来るよう、ホイホイに載せてしまいます(NMRAでは他の人は殆ど線路に載せず直に車両だけ置いていますが)。展示用に長さ350・単線・専用敷のホイホイを、バラストを明るめの色にして作りました。片側は扉を開いた状態で見せるので、線路中心から25mmでプラットホームがある想定にして、片側だけ草を少々・・・ エコーモデルで購入してきた「ミニネイチャー」の草を使ってみました。110622-2d-L350Display

 110622-5d-L350Bond 110622-7d-miniNatur

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バラストを撒きました


R250の分岐Turnoutと片亘りCrossoverに、バラストを撒き、周りに少々雑草など生やしてみました。バラストは、モーリン製#542ローカル線Ⅱで、ボンド水溶液+中性洗剤少々で固着乾燥後、艶消しクリアを吹いたら、ちょっと白っぽくなり過ぎた感じになってしまいました・・・ ポイントモータは、エコー#161のソフトメタルパーツで、黄色の警戒色を挿しています。側面の番号はDCCのアドレスで、ポイントモータの上にもインレタで付けてあります。110616-1d-R250CrsvrTrnt

ポイントマシン


R250分岐Turnout用のポイントマシンは、R175のカーブポイントを作ったときに用意していたもので、ワールド工芸2719Wモータで2mmの雄ネジ棒を回して雌ネジブロックを左右動させるという、ドアエンジンと全く同じ仕掛けで、パーツ類もまとめて作り貯めてあったものの流用です。トングレールを結ぶ基板には0.8mm洋白線を下から挿して動かし、マシンの雌ネジブロックにつなぐところは途中から0.5mm洋白線にして、バネの効き方を柔らかめにしてあります。あまり軽い車両でなければ、スプリングポイントとして機能してくれることを期待していますが、このTurnoutのはまだちょっと柔らかさが足りないかも知れません。

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片亘り用のポイントマシンは、どうしようか、あれこれ考えました。Turnout用を2組使えば簡単ではありますが、別々に動かすことはあり得ないし、デコーダも倹約したいので、1つのモータ・1組のデコーダ+基板で済まないか?、と・・・ その答えは画像の通りで、ドアエンジンと同様、右ネジ・左ネジをモータの両軸に使っています。こちらは0.5mm線の部分が長いので、かなり柔らかくスプリングが効いてくれています。1つのモータ駆動マシンで片亘りの両方を動かすことは、以前に別のホイホイで作ったことがありますが、動きが重くスプリングポイント扱いに出来ず不満が残っていました。今度のやり方ならOKです。

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デコーダはディジトラックスDS51K1で、モータへの電圧を抑えるため、2.7Vのツェナダイオードを2つずつ挿入し、念のため0.5Aのリセッタブルヒューズも付けてあります。