2015 年 11 月

2015/12/20忘年工作会のご案内


グループ軌道線会員各位

★グループ軌道線忘年工作会のご案内

【日時】2015年12月20日(日) 9:00 ~ 17:00

【場所】中央区ほっとプラザはるみ(東京都中央区晴海五丁目2番3号)1号室

都営大江戸線勝どき駅下車 A3番出口 徒歩16分
都バス「ほっとプラザはるみ前」バス停下車徒歩3分
「都05 東京駅南口-有楽町駅・銀座四丁目-晴海埠頭」
「都03 四谷駅-銀座四丁目-晴海埠頭」
「錦13甲 錦糸町駅-豊洲駅-晴海埠頭」


【スケジュール】
12月20日(日)9:00 ~ 17:00
※来退場時間は自由です。ご都合に合わせてご参加ください。
17:00以降、月島に移動し、お馴染みの「もんじや近どう」で忘年会を開催する予定です。

【工作会について】
参加費:会場使用料金(午前800円・午後1,100円)の、各時間帯参加者での均等割り
・今回の工作会も、特にテーマを決めないでやりたいと思いますが、その後、忘年会を控えていることから、小規模な荷物にまとめられるものが好ましいかと思います。
・工具、材料等は各自、ご自身のプロジェクトに合わせてご持参下さい。

奮ってのご参加を、宜しくお願い申し上げます。

P.S.忘年会出席人数把握のため、参加予定者はその旨ご一報頂ければ幸いに存じます。

【2015合運始末】MSR952の修理&入線整備


昨年購入したMSR952号車ですが、給脂済みであることをいいことにして、恒例の入線整備もせずに運転会で走らせていました。

2015関東合運でも走らせたのですが、今ひとつ不調です。「新規動力だから、未だこなれていないのかなぁ…」と思っていたのですが、調べてみると、非動力台車右側の車輪からの集電がなされていませんでした。「これはいけない。」ということで、その修理のついでに入線整備を済ませました。

DSCN3601
ボディを外してみました。見難いですが、台車からのリード線が断線しています。あと、プリント基板に残ったフラックスが白粉を吹いていたり、ポール基部ブッシュが真鍮挽物のままというのも気になります。

DSCN3603
リード線は、台車との接続端子部で断線していました。更にリード線自体を観察してみると、途中で被覆が破れ、中の導線が剥き出しになっています。リード線は意外と細く、最大で0.2 A程度(Power Cabで測定)ならば、この程度でいいんだと、認識を新たにしました。これから察するに、最終組立でシャーシーと車体の間にリード線が挟まってしまい、台車が回転した際に余裕がなくて引っ張られ、断線したものと推察されます。

しかし、リード線の被覆が途中で剥けていると、思わぬショートが心配です。被覆にヒートシュリンクチューブを被せたり、接着剤や塗料を塗って絶縁するのは、リード線の柔軟性を損ね、曲線通過に支障をきたす可能性があります。ということは、何か適当な電線で交換する必要があるということです。

ということで、S社、I社から細めの電線を買ってきました。実際に比較してみると、S社の「プラグコードφ0.38 mm」と称する電線はちょっと細過ぎるように感じましたので、I社の「耐熱リード線」で置換しました。これで無事、修理完了です。

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あとは入線整備ということで、プリント基板に残ったフラックスと白粉をアルコールで払ったり、ポール基部ブッシュを黒染したり、ポール基部に1.2 mm真鍮角線を2 mm長に切って挟み、ポールの上昇角度を抑制したりして、無事、竣工です。

上の写真で後ろにチラっと写っているのが、PCCカーのポールで、これは基部に0.5 mm真鍮角線を挟んで、上昇角を抑制しています。同一線路上でポールの高さが異なるのは不合理なので、大体のところで揃うように真鍮角線の太さを選定しました。