ROUNDHOUSE 26′ Ore Car 塗装とレタリング


ROUNDHOUSE製の26′ Ore Carの続きです。


下回りを塗装して組み立てました。塗装はP.E. 36′ Box Carと略同様、ミッチャクロンでの下塗り後、タミヤ製エナメル塗料 フラットブラック(XF-1)での上塗りです。床板と台車を組み上げ、カプラー(kadee #58:ポケットは不要なので、実際に使ったのはバルクパックの#12ですが…)。カプラー高は純正ハイトゲージでチェックし、問題ないことを確認しました。


上回りはプラ生地で塗装されていませんので、透け防止とデカールの密着性向上のために、タミヤ製エナメル塗料 ブラック(X-1)にホワイト(X-2)を一滴滴加したもので塗装しました。ホワイトを加えた理由は透け防止のためですが、プラの色そのものが黒色でしたので、効果は確認出来ませんでした(まぁ、気休めです)。艶あり塗料ですので、塗装後は側板の凸凹が目立つこと目立つこと… まぁ、大昔の製品ですからこんなものかなぁ… と思うと同時に、オア・カーだから石炭車と同じく、側板に凸凹があった方が却って実感的かなぁ… と思った次第です。

で、こちら側の妻面には、ブレーキハンドル取付座のモールドがありますが、ブレーキハンドルはキットに含まれていません。というと語弊があるのですが、同梱の汎用部品にはブレーキハンドルが2つ含まれていますが、こちらの取付部も凸で、接着できない状況です(双方凹なら何とかなるのですが…)。組立説明書にも、ブレーキハンドルは記載されていません。ということで、この辺は、適当なパーツ(例えばKadeeとかBowserのそれ)を見繕って後日、接着して補おうと考えています。


自作デカールを貼りました。原稿はフリーのドローイングソフト Inkscapeを使って既製品のサイドビューから作成し、某模型店備え付けのレーザープリンタでWalthersのデカールペーパーに印字しました。フィルムが目立ちますが、これはデカールの糊を完全に落として貼ったため、軽く表面に載っただけの状態だからです。この後、デカール軟化剤でフィルムを溶かし、定着させます。

前の写真とは反対方向を写していますが、こちら側にはブレーキハンドル取付座のモールドがありません。参考になれば幸いです。