ユニトラック車止めの修理(3)


前々回工作会前回と修理を続けてきましたが、とりあえず形になりました。


ウッドパテで成形した土盛り部分を土色に塗装し、植生再現のためにスポンジ粒を撒きました。土色は12mmホイホイと同様、ローアンバー、プライマリーブルー、チタニウムホワイトで作りました。スポンジ粒は、KATOのナノプランツからブレンドカラー(緑)を選びました。右が塗装しただけの状態、左がナノプランツを撒いた状態です。スポンジ粒の固定には、水で薄めたTitebondを使用しました。


ナノプランツをうまく撒けなかったところを補修した後、土と木部の境目等に「日本の草はら(ブレンド)」をあしらいました。撒布はマニュアル通り、「繁茂・深雪ボトル」と「草はら糊」を使い、草を立たせました。


最後に、実物では連結器とぶつかる高さに設けられている角材を接着して完成です。HOスケール寸法では、2本の角材の接触部分がレール面上10.1625 mmとなりますので、10×20 mm角材にマスキングテープを貼って高さ10.15 mmとし、それを治具として上側角材の高さを出しました。その後、それに沿わせて下側の角材を接着し、全工程終了です。あとは気分に応じて、植生部に手を加えるかもしれませんが、とりあえず完成ということにしておきます。

かくして破損車止めが2つ、現役復帰することになりました。