端子板の改良


南海モ205更新の続きです:どの車両も動力やデコーダ関係の保守を考えて、電気配線の接続は出来るだけ端子板を設けて、撚り線の先にも端子を付けてネジ留めするようにしています。端子板にはベークライトや汎用プリント基板を使うことが多いのですが、ネジ留めを繰り返していると、1.4mmのネジ穴が効かなくなってしまうのが困りものです。
今回の改良では、裏側にネジ穴を切ったt0.5洋白の端子を置いて、薄く削ったガラスコンポジット基板の上からもう一方の端子をネジ留めするようにしました。床板との間はエポキシ浸透和紙で絶縁してあります。これで当分ネジが効かなくなることはなさそうです。120128-Connector
モ205のデコーダ基板から扉開閉モータへの接続は前後端の床下にあります。天井裏のモータからの配線はHポールのパイプを通って降りてくるので、先端には端子が付けられません。L形のt0.5板をネジ留めして、撚り線の先を挟んで接続させています。L形にしてあるのは、基板の穴に先を挿してネジ留めのときにずれ難くするためです。

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