ホイホイ・MTCC規格モジュール
2018年2月12日 12:49 PM | 投稿者名: treasure
プロジェクト進捗状況です。
1.ループ線
ようやっと、線路を全部敷設しました。このプロジェクトは、クロス自作というチャレンジを実施していますので、思いがけないトラブルが発生する可能性があります。ですから、線路は全て「仮止め」状態です。今後、配線を済ませて運転会に持ち込み、色々な車輛でテストしてみてから、本格的にスパイクで固定する計画です。本格的に固定するまでは、裏面にスパイクが突出したままですので、怪我に注意する必要があります。
裏面の現状です。レールからフィーダーを引き出し、中継点となるプリント基板片にハンダ付けしました。コードはAWG 24の太さのものを使っています。現在、Kingyoさんから譲って頂いたDual Frog Juicerと、並行-対向切替用のラグ板(これもKingyoさんの「手法」です)をどこに置くかを検討中です。
並行-対向切替用のラグ板を試作してみました。ラグ板の金具にM2のタップを立て、そこにR型の裸圧着端子をネジ止めします。ラグ板はサトーパーツのL-3522-6P、圧着端子はニチフのR 0.3-2、ネジはM2×4 mmの黄銅ナベねじです。薄い端子にネジを切ることになるのですが、しっかりとしたネジを切ることができました。多回路の接続替えには、ピンヘッダとジャンパーピンを使ったこれまでの手法より向いていそうです。
2.複線右分岐の再生
進捗なしです。
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2018年1月18日 11:12 PM | 投稿者名: treasure
2018年を迎え、昨年から実施しているプロジェクトを整理しておきたいと思います。
1.ループ線
一昨年からのプロジェクトです。ボードを罫書いて切り出したところで、全体をp形からq形に反転させることにしたりで、色々寄り道をしているプロジェクトですが、ここまで出来ました。あとは配線して、欠けている部分に軌框を敷設すれば運転できるでしょう。そこまで進めば運転会で使ってみて、不具合がないか、実地検証する段階になります。舗装は運転会で使ってみて、問題ないことを確認してから施工する計画です。
2.複線右分岐の再生
Kingyoさんから譲って頂いた、旧い複線右分岐の再生です。新規ボード上への移設作業を進めていましたが、ようやっと移設することが出来ました。線路の固定に使用されている多数の「ネジ」を通す孔を、どうやって新しいボードに写すか、が問題だったのですが、舗装を撤去してみると、植え込みネジではなくて皿ネジだったので、難なく解決してしまいました(表面からネジ孔にシャープペンシルを突っ込み、孔の周囲に罫書をすれば実用上OKでした)。
前報で書きました、「ポイント前端レールの約5 mm延長」も無事完了しました。考えた通り、基板から直ぐの場所で、篠原製#60レール用ジョイナーで接続、ハンダ付けしてあります。
譲って頂くときにKingyoさんとの間で話題になった件として、「片トングのポイントで、カーブ外側にトングレールが位置している」ことがありました(通常は内側)。色々悩んだのですが、「Paul & Steven Mallery(2008). Tration handbook for model railroads.」に、”The tongue tended to be placed in the inner rail of the curved route as shown on the left of Fig.13 but could also be on the outer rail as on the right. Both locations were also be on the same system, foe example, in 1974 in downtown Pittsburgh.”(要約:トングレールはカーブの内側に位置する傾向があるが、外側にあることもある。どちらの位置もまた、同一路線上に存在することもある)という記述を発見したため、「なぁんだぁ…」ということで、そのままいくことにしました。
しかしこの本、1974年にVane Jonesから、1992年に2-10-4 Publicationsから、そして2008年にCarstensから出版されたことになっています。うーん、中々のものだと思います。
今年はこれら2つのプロジェクトを、運転できるとことまでは仕上げたいと考えています。
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2017年12月31日 9:20 PM | 投稿者名: treasure
ご報告が遅くなりましたが、12月24日に「ほっとプラザはるみ」において、忘年工作会を開催しました。
今回は先ず、製作中のループ線クロス部分のギャップ切りから始めました。現在使っている糸鋸フレームは弓を押して張力を掛ける方式なので、窓抜き等、開けた孔に鋸刃を通しての切断にはちょっと不向きです。ということで、約半世紀前の、ネジで張力を掛ける方式のフレームを持ち出してきました。実は、弊社の初代糸鋸フレームです。
続いて、残る2枚のボードに250R単線を敷設しました。敷設といっても仮敷設で、線路中心を留めてレール長を概略合致させただけです。細かなスパイクは今後、ゆっくりと進めていくことになります。
工作会終了後、ほっとプラザはるみ内のレストラン、KISAKU食堂に飛び込んで忘年会を開催しました。
それでは、良いお年をお迎え下さい。
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2017年11月28日 11:09 PM | 投稿者名: treasure
プロジェクト進捗状況です。
1.複線右分岐の再生
先に報告した通り、舗装を撤去しました。曲線部分は篠原の#83フレキで敷設されていました。弊社では、「接続部はKATOレール」ということにしていますので、曲線部は枕木を含め交換することにします。直線側はユニトラックですが、ギャップが切られていたり、レールが抜けるのを防止するためエポキシ系接着剤が流されていたりと、そのまま使うのは中々辛そうです。直線側は更新して、この辺は解体のうえ、資材として曲線側へ移設することになりそうです。
クロッシング部のフランジウェイを縮小しました。元々は、カーブ内側に相当する部分のみにウィングレールが設置されていましたが、これをK字クロッシングを含む全クロッシングに設置しました。その際、ウィングレールの端をフランジウェイに喰いこませる様にして、フランジウェイを縮小しました。未だ規格より広い部分がありますが、これを狭めるとSPANが広くなり過ぎますので、NMRAゲージのSPAN測定部が引っ掛かりなく通過する、という処で妥協しました。で、この写真でお分かりの通り、曲線部は罫書かれた線路中心線とずれています。何処が原因でずれているのかは不明ですが、ポイント-フログ-ユニット内での曲線半径修正は現実的には不可能なので、ユニット後ろで分岐線路と中心を合わせようとすると… 同ユニットを約5 mm、後退させる必要があります。
ポイント-フログ-ユニットを約5 mm、後退させるには、ポイント前端のレールを約5 mm延長する必要があります。ここはジョイント部にかかる所処ですので、レールを継ぎ足すことは極めて困難です。そこで、基板から2.5 mmの位置でレールを切断し、長さ5 mmに縮小した篠原製#60レール用ジョイナーを介して接続することにしました。計算では、何とかジョイナー部にかからないで延長できそうです。
2.ループ線
目立った進捗はありません。ギャップ位置を含めて全体的な給電様式を検討し、配線材料を調達した位です。並行-対向の切替には、東日本電軌さんと同じ、ラグ板による切替を試してみることにしまして、材料を調達しています。
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2017年10月29日 11:25 PM | 投稿者名: treasure
プロジェクト進捗状況です。
1.ループ線
クロス部です。カーブ側レールに、フランジウェイを刻みます。計画通り、幅0.036″の「ナット溝切りヤスリ」で溝を切り、厚さ0.6 mmの「極平ヤスリ」で規定寸法に仕上げました。やってみますと、最初に刻む「溝」はもうちょっと広くても良さそうです。
クロッシング内側の直線レールを、フランジウェイを切削しつつハンダ付します。こちらも、ちょっと狭めにしておいて、ハンダ付け後に仕上げました。ゲージには、某所で頂いた薄い洋白エッチング抜き残し板を重ねて使っています。これだと一枚板に比べ、弾性で軽く曲がってくれるので、カーブによく馴染んでくれます。また、厚さ0.6 mmの「極平ヤスリ」はしなって曲線になじんでくれますので、助かりました。
フログ部分にウィングレールを付けました。フログ部通過の際、車輪がノーズに乗るまで、ウィングレールで支える必要がありますので、これは必須です。K字クロスでは、走行レールがウィングレールの代りをしますので不要と考え、省略しました。試しに台車を通らせてみましたが、落ち込みなしに通過しましたので大丈夫でしょう。最後に、直線側のレールを切り揃えました。切断には、幅0.010″の「ナット溝切りヤスリ」を用いました。予想通り、苦労なくボード上のレールの切断が出来ました。
2.複線右分岐の再生
舗装を撤去して、レールの状態を確認中です。ウィングレールやフランジウェイに少々、手を入れる必要があるかもしれません。
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